今じゃ考えられない! 若者がセダン好きだった時代のハイパワーエンジンを積んだモデル7選 (1/2ページ)

かつてはセダン人気もありハイパワー車が数多く登場した

 スポーツカーといえば、やはりクーペ、そしてハッチバックだろう。セダンにはスポーツというイメージがあまりないかもしれないが、なかにはハイパワーなエンジンを積んだセダンも存在する。初代GT-Rもセダンであるハコスカに設定されたが、昔からハイパワーなエンジンのセダンには独特の世界観があった。

1)三菱ランサーエボリューションとスバル・インプレッサ

 ハイパワーセダンの代表格といえば、永遠のライバルでもあるこの2台だろう。ミディアムクラスの扱いやすいサイズだけに、家族を説得しやすいなどと言われたものだ。

2)トヨタ・カローラGT

 そもそもカローラからはレビン(トレノ)がスポーツグレードとして独立したこともあり、スポーティなイメージはなかった。しかし、1995年に登場したAE111系にはGTが登場。心臓部はレビン譲りの4A-Gで、4連スロットルなどを装備し、1.6リッターから165馬力を発揮した。ちなみにミッションも6速MTだった。

3)トヨタ・チェイサー ツアラーV

 いまでもドリ車のベースとして人気。2.5リッターの直6ターボ、1JZ-GTEを搭載していたが、5代目チェイサー(90系)から登場し、6代目で真骨頂となる。6代目(100系)はシングルターボ化されたが、規制いっぱいの280馬力を発揮し、5速MTも用意されていた。またマークIIにもツアラーVはあったが、クレスタ(100系)はルラーンというグレード名となりMTもなかった。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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