TRDとモデリスタのいいとこ取り！ TCDが公開した「プリウスPHV」コンセプトモデルの衝撃

アルヴェルは王座にふさわしいルックスに！

　そのほか東京オートサロン2020では両ブランド自慢のデモカーも集結していたので紹介しよう。

ARPHARD MODELLISTA／VELLFIRE MODELLISTA

　12月に一部改良が行なわれたアルファード／ヴェルファイアだが、それに伴ってモデリスタのアイテムもアップデートを敢行。今回追加設定されたのは新デザインの「フロントスポイラー」と「アルミホイール」だ。フロントスポイラーはモデリスタの十八番「メッキ」を強調しながらも、押し出しよりも品格を重視したデザインを採用。アルミホイールは5本のダブルスポークにより、先進感／スポーティさを演出することに成功している。

RAV4 TRD “Field Monster”

　オフロード志向を高めたカスタマイズ。前後ガーニッシュ＆オーバーフェンダー、マッドフラップ、17インチアルミ（CRIMSON MG MONSTER）の採用で、より力強い印象に。ストリートで本格アウトドアウェアを着こなすコーディネートに見えるが、RAV4は見た目以上のオフロード性能を備えているので、より「その気」になる仕上がりと言える。

TRD HILUX

　13年ぶりに復活したハイラックスは思わぬスマッシュヒットだが、その個性をより高めるのがTRDパーツ。フロントグリル（ハニカムメッシュ）、アンダーカバー、サイドステップ、スポーツバーなどの定番アイテムに加えて、なんとオーバーフェンダーやキャノピーも用意した。ハイレスポンスマフラーやスピーカーセットなど機能パーツも充実。

　またブースでは豪華ゲストを招いたトークショーも開催された。

　初日のプレスカンファレンスでは女優の釈由美子さんが登壇。クルマは大好きで、よくドライブもするという釈さんだが、コンセプトカーそのものを見るのも初めてとのこと。初披露された「アンビバレント〝RD〞プリウスPHVコンセプト」を見て「鳥肌が立つほどかっこいい！」とコメント。その後担当デザイナーとも軽妙なトークを繰り広げた。

　モータージャーナリストの五味康隆さんも3日間登壇。自身もTRDアイテムを数多く装着したプリウスPHVオーナーということもあり、「アンビバレント”RD”プリウスPHVコンセプト」には興味津々。担当デザイナーの説明を受けながら「すぐにでもほしいアイテムばかり。いつ発売するんですか」と嬉しそうに語り、会場の笑いを誘っていた。