メルセデス・ベンツ「Cクラス」が安全運転支援システムを標準化! 予約受付を開始

カメラとレーダーにより周囲の交通状況を的確に把握する

 メルセデス・ベンツ日本は中核モデル「Cクラス」のC180(セダン/ステーションワゴン/クーペ/カブリオレ)、C200、C200 4MATIC、クリーンディーゼルモデルC220d(セダン/ステーションワゴン)にオプション設定していた先進の安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」を標準装備した。予約注文受付を開始しており、納車はC220dは2020年4月以降、それ以外のモデルは順次納車を予定する。

 レーダーセーフティパッケージでは、高度化されたステレオマルチパーパスカメラとレーダーセンサーによって周囲の交通状況を的確に把握することができるようになり、さらに機能を強化した。

 高速道路などの走行時に先行車を認識して速度に応じて車間距離を調節するアクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能付)では、新たに停止している先行車の検知ができるようになった。先行車や停止中の車両と距離が突然縮まった場合には警告灯と警告音でドライバーに知らせる。自動再発進機能を追加し、高速道路の渋滞時に自動停止した際に30秒以内に先行車が発進した場合はドライバーがアクセルを踏まなくても自動で再発進する(一般道では3秒以内)。

 渋滞時緊急ブレーキ機能では、渋滞末尾で回避操作を行う空間的な余裕がない危険な状況を検知して、通常よりはるかに早い段階でブレーキを自動で作動させる機能も搭載した。

 アクティブブラインドスポットアシスト(降車時警告機能付)では、メルセデス・ベンツ初の機能として、エンジン停止から3分間、障害物が後方から近づくとサイドミラー外側の警告灯が点灯し、さらにドアを開けようとすると警告音を発することで、死角から近づく障害物と、開けたドアが接触することを防止する「降車時警告機能」を追加した。

 ほかにも、アクティブレーンチェンジングアシストやアクティブエマージェンシーストップアシスト、アクティブブレーキアシスト(歩行者、飛び出し検知機能付き)、緊急回避補助システム、トラフィックサインアシスト、アクティブレーンキーピングアシスト、PRE-SAFEプラス(被害軽減ブレーキ付後方衝突警告システム)などの機能も付与されている。

 さらにCクラスのドライバーを支援するシステムとして、誤操作の可能性を警告するドライブアウェイアシストやマルチビームLED(ウルトラハイビーム付)も搭載している。

 また、プレオーダーメルセデスからC180、C200、C200 4MATIC、C220dを申し込むとレーダーセーフティパッケージ相当額(税込み20万9000円)をサポートするキャンペーンを実施する。

 2020年4月1日以降のメーカー希望小売価格は下記の通り。


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