お手軽&激安で「音」がよくなる不思議! クルマの「デッドニング」とは (2/2ページ)

同時に作業しておきたいスピーカー交換

 この振動をできるだけ抑えてやるのがデッドニングという手法で、やりだしたらキリがないが、必要最小限の範囲でも十分効果は感じられる。DIYでやるキットも出ていて、制振シートを指示どおりにスピーカー周囲の鉄板に貼るだけ。スピーカーの裏にも貼れば、信号待ちなどで気になる音の外抜けも防止できるなど、メリットは多い。

 作業としては、内張りを外すのが一番の難関で、逆をいえば内張りを外してしまえば難しいことはないといっていいだろう。もし内張りを外すのが難しそうという場合は、量販店でも行ってくれるので、お願いしてみるのもありだ。

 またせっかく内張りを外したのなら、ついでに同時に行うといいのが、スピーカー交換だ。車種にもよるが、コストの問題もあって純正スピーカーの性能はあまり高くないというのが正直なところなので、デッドニングのついでにリプレイスのスピーカーに交換してみるのはおすすめ。ちゃんとしたメーカー品でも1万円ぐらいからあるが、安くても純正に比べると性能は高くて十分効果あるので、気持ちよく音楽を楽しめるようになる。ぜひ試してみてほしい。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

-

愛車
フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

新着情報