絶えない「絶版」の噂! 現行モデル限りでひっそり消える可能性の高い国産車5選 (2/2ページ)

SUVブームにより立場を失いそうなモデルも!

■レクサス

3)CT

 レクサスCTはベンツAクラスなどと同じ車格となるモデルで、先代プリウスのレクサス版的な存在でもある。2011年の登場から9年が経ち、プリウスが現行モデルになってから5年目となっているのにモデルチェンジの噂も聞かないのを総合すると、クロスオーバーSUVのUXがCTに近い面もあり、CTもUXを実質的な後継車に絶版となりそうだ。

■日産

4)マーチ

 2010年登場でタイ生産となる、軽自動車の一車格上となるコンパクトカー。タイ生産のこの車格のコンパクトカーというと日産とアライアンスを結ぶ三菱自動車にミラージュがあり、アライアンス内でバッティングするクルマが継続するとは思いにくい。つまりマーチとミラージュはいずれ統一されると考えるのが自然なわけだが、このカテゴリーは三菱自動車に任せる可能性のほうが高く、マーチは存続するにしてもミラージュの派生車のような形になるのではないだろうか。

5)フーガ&シーマ

 現行フーガは2009年、フーガのストレッチ版となるシーマも2012年登場と、もう古い。将来に関しては日産が決算と同時に発表した構造改革の1つとなる「選択と集中」のなかに“C/Dセグメント、電気自動車、スポーツカーをグローバルなコアモデルセグメントとして集中投資する”という文言があるのに加え、公表された今後18か月で登場する12モデルの動画のなかにもフーガ&シーマらしきものはなかった。

 このあたりを総合すると日産の最上級セダンはスカイラインとし立て直しを行い、フーガ&シーマは現行モデルでいずれ生産終了となる可能性が高いだろう。


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