日本とはまったく違う! アメリカでバカ売れする車種驚きのトップ3とは (2/2ページ)

最近は選ばれるSUVのサイズが徐々に小さくなっている

 そんなアメリカで、ここ10年ほどで一気に変化したのが、コンパクトSUVの普及だろう。

 アメリカの乗用車の定番といえば、トヨタ・カローラ、カムリ、ホンダ・シビック、アコードという、C/Dセグメントとされてきた。

 ここに、日産、フォード、GM、そしてヒュンダイなどが絡むという図式があった。

 ところが、1990年代から2000年代にかけて浸透した、SUVブームがフルサイズからミッドサイズ、さらに2010年代になってコンパクトSUVへと波及した。

 なかでも人気は、トヨタRAV4である。

 もうひとつ、最近アメリカで大ブレイクしているのは、テスラ・モデル3だ。直近では月販3万台となり、これはC/DセグメントセダンやコンパクトSUVと同格の売れ行きだ。

 2017年に発表以来、大量のバックオーダーを抱え、テスラは生産能力を拡大してきたが、ここへきて、生産も安定してきた。

 日本でも、モデル3は人気車だが、アメリカのような”普通のクルマ”のように売れるイメージではない。

 2023年ごろには、2万5000ドル(約265万円)のエントリーモデルの登場も期待されるテスラ。今後、どこまで需要を伸ばすのか、動向を注視していきたい。


桃田健史 MOMOTA KENJI

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