「寒冷地仕様」は南国で乗ってもメリットばかり! モーターやバッテリーまで「強化」されるその中身 (2/2ページ)

寒冷地仕様車を暑い地域で乗ってもデメリットはほとんどない

 その他、下まわりの雪入り対策としてリヤアンダープロテクターなどもあり、またウインターブレード(ワイパー)やリヤフォグなども重宝する。

 ちなみに北海道地区では、わざわざ寒冷地仕様を指名しなくても、寒冷地仕様が全車標準装備になっている(北海道地区価格)。

 中古車などで買う場合、寒冷地仕様を南国の真夏に使ってもまったく問題はないし、新車でも価格以外のデメリットはない。むしろ電気の容量に余裕があってメリットの方が多いぐらいだが、寒冷地以外で「寒冷地仕様」のクルマを使用するなら、LLCの濃度を地域の寒さに合せて交換すること。

 そして中古車なら、融雪剤の影響でシャシーの下まわりが錆びていないかどうかを入念にチェックしておこう。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

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日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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