名門アルピナから2台のSUVがパワーアップして登場! BMWアルピナXD3&XD4を発表 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■BMW X3とX4のマイナーチェンジによってXD3とXD4もマイナーチェンジ

■どちらも出力が向上し、よりハイパフォーマンスなSUVになっている

■どちらも予約受付中で、デリバリーは2022年春頃を予定

BMWの調律師「アルピナ」が仕立てる特別なSUV

 アルピナと言えば、BMWをベースに独自の技術を織り交ぜてさらにワンランク上のクルマに仕立てるスペシャリティブランドだ。日本でもファンが多く、知ってる人も多いだろう。

 そんなアルピナより、BMWのX3とX4をベースとして仕立て上げられた2台のSUV「XD3」と「XD4」がマイナーチェンジを敢行し、新たに誕生した。前者から見て行こう。

 まず「XD3」だが、こちらはベースとなるBMW X3がマイナーチェンジを敢行したことによって同社も追従した形だ。

 マイルドハイブリッドを採用し、出力やトルク特性も向上したディーゼルエンジンを搭載して、そこにアルピナの知見を織り交ぜた特別な1台に仕立てられている。ビ・ターボチャージングシステムを搭載した3リッター直6エンジンは22馬力アップの355馬力を発揮。トルクは3kgmアップの74.4kgmとなり、どこからでも力強い加速をするトルクを約束する。

 0-100km/hは4.9秒、巡航最高速度は254km/hという性能も自慢だ。

 サスペンションもマイナーチェンジに合わせてセッティングが取り直されている。タイヤはピレリの専用タイヤを装着し、サイズは20インチ。ブレーキは先代モデル同様、軽量なドリルド・ローターを採用する。なお、オプションで22インチの鍛造ホイールも設定されている。

 引き続き4WDを採用するが、スポーティなハンドリングと運動性能を実現するために後輪に出力がかかるようなセッティングになっているのもじつにアルピナらしい。

 なお、XD3に装備されているスポーツディスプレイには油温やブースト圧、Gフォースの表示が可能だ。

 また、BMWのアイデンティティでもあるキドニーグリルは、アルピナテイストを加えてブラッシュアップを敢行。そして、今回のマイナーチェンジによってリヤにはディフューザーも追加されて一層スポーティさが増している。

 予約は開始されており、日本への導入は2022年春を予定。正規輸入では右ハンドルのみの取り扱いで、価格は1162万円となる。


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