新登場アクアが苦戦! ライバルのノートが背後に迫る! 「半導体不足」が左右する最新自動車販売ランキング (1/2ページ)

新登場アクアが苦戦! ライバルのノートが背後に迫る! 「半導体不足」が左右する最新自動車販売ランキング

この記事をまとめると

■全体の販売台数は前年同期比で100%を割り込んだ

■販売台数トップは先月に引き続きトヨタ ヤリスシリーズ

■注目は派生車ノートオーラの登場で大きく販売台数を増やした日産ノートシリーズ

クルマが売れない8月だが前年同期比でもマイナス

 自販連(日本自動車販売協会連合会)統計によると、2021年8月単月の軽自動車も含む販売台数は31万9694台(前年同期比97.9%)となった。登録車が前年同期比104.4%だったのに対し、軽自動車が前年同期比88.0%となったため、全体で前年同期比100%を割り込んでしまっている。

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 全体で前年同期比100%を割り込んでいるが、2020年8月は新型コロナウイルスの感染拡大が顕著となって首都圏などには緊急事態宣言が発出されていた。お盆休みの空港やターミナル駅は帰省客もほとんどおらず、ガラガラとなっていたのは記憶に新しい。

 その2020年8月より2021年8月のほうが、販売台数が少なくなっているのは、もちろん昨年とは比較にならないほど新型コロナウイルスが感染爆発しているのも関係しているのだが、それよりも始まってみたら、メダルラッシュとなり、それなりに盛り上がったオリンピック開催というものも大きく影響しているかもしれない。

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 とくに今回はステイホーム、つまり自宅で家族と巣ごもりして応援していたので、お客をなかなか店頭に呼び込むことができないまま、お盆休みに入ってしまったのである。

 さらには、半導体の供給不足問題も影響が出ているのは間違いない。ただ、登録車だけは前年同期比100%超えしているのは、7月までの受注残車両(納期遅延などで受注したが納車ができていない車両)のなかから、8月に登録及び納車できた分が加算されているので、軽自動車より好調に見えているといえよう。

 そもそも8月はディーラーがお盆休みに入るので稼働日数が少なく、年間でもっとも販売台数の少ない月ともいわれている。2021年8月は、さらにさまざまな要素が加わり、販売台数が落ち込んだといえよう。

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 それでは通称名(車名)別で、さらに軽自動車も含んだ(含軽統計)ランキングを見ていこう。

 トップはヤリス クロスも含むヤリスシリーズ。引き続き多くのバックオーダーを抱えるヤリス クロスに加え、ヤリス自体も納期遅延が顕著になってきているとのこと。ただ、従来はトヨタレンタカーへの導入が目立っていたのだが、これがレンタカー専業者やカーシェアリングまでフリートセールスが拡大している。販売現場では「そこまで売れている認識がない」といわれる謎めいたヒットモデルは今月も好調だったようだ。

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