ズバッと新車販売を斬る辛口ジャーナリスト渡辺陽一郎さんは予算は30万円が基本だった!【みんなの愛車遍歴 Vol.3】 (1/2ページ)

ズバッと新車販売を斬る辛口ジャーナリスト渡辺陽一郎さんは予算は30万円が基本だった!【みんなの愛車遍歴 Vol.3】

この記事をまとめると

■WEB CARTOPでお馴染みの渡辺陽一郎さんの愛車遍歴を紹介

■昔、クルマを選ぶ基準の予算はいつも30万円だった

■さまざまなクルマに乗った知見が今も仕事で生きている

最初の条件はスポーツ感を感じられる30万円のクルマ!

 1981年に大学に入学して運転免許を取り、初めてクルマを買うとき、5つの条件を考えた。

1:4ドアセダン
2:全長は4m以下
3:スポーティなエンジンを搭載
4:後輪駆動
5:価格は30万円以下

 というものだ。つまりボディがコンパクトな後輪駆動のスポーツセダンが欲しかった。クーペは子供の頃から好きではない。予算は30万円だから当然に中古車となる。

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 そこで選んだクルマが、1975年式3代目カローラセダン1600GSL(4速MT)であった。昭和50年排出ガス規制の直前に生産されたツインキャブレター装着車で、1975年当時、規制前の駆け込み増産を行って新聞で叩かれたモデルだ。

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 OHVながらエンジンはとてもパワフルだったが、足まわりは劣悪だった。前輪はストラットの独立式だが、後輪はリーフスプリングの車軸式だ。峠道のカーブはまったく曲がらず、無理矢理パワースライドさせていた。動力性能が高いエンジンに、ダメな足まわりを組み合わせたクルマがあることを初めて知った。

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 次のクルマも30万円だが、KP61型スターレットだから、走行安定性とハンドリングは大幅に向上した。ボディの軽い後輪駆動の4速MTだから、自分の手足のように操れる。雨の日など、サイドブレーキを使ったスピンターンにアクセルターンを繋げると、直線路でクルンとひと回りする360度ターンも簡単に行えた。

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 貧乏だからバッテリーが上がると、平坦路でも1人で「押し掛け」をした。運転席のドアを開いて車両を押して、速度が少し高まったら飛び乗ってエンジンを始動させる。峠道では発進時以外、クラッチペダルを踏まずに変速しながら走ったりした。シフトダウンでは左足でブレーキペダルを踏み、右足で最適な中吹かしをすると、クラッチペダルを踏まなくても滑らかにシフトダウンできる。シフトアップも速度にエンジン回転数を合わせれば、クラッチペダルを踏む必要はない。

 坂道発進はツマ先でブレーキペダル、踵でアクセルペダルを踏み(要はヒール&トゥ)、最適なクラッチ操作をすることで、サイドブレーキを使わず滑らかに発進できる。アホなことばかりやっていた。

名前:
渡辺陽一郎
肩書き:
カーライフ・ジャーナリスト/2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員
現在の愛車:
フォルクスワーゲン・ポロ(2010年式)
趣味:
13歳まで住んでいた関内駅近くの4階建てアパートでロケが行われた映画を集めること(夜霧よ今夜も有難う、霧笛が俺を呼んでいるなど)
好きな有名人:
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