パーツを変えただけなのに……もはや別のクルマのように激変する「効果抜群」のパーツ5選+α (1/2ページ)

この記事をまとめると

■クルマのチューニングには走りが良くなったことを体感しやすいパーツがある

■用途や目的に合わせた仕様にするためには専門店のノウハウが大いに役立つ

■身体や路面に直接触れるパーツはとりわけ効果を体感しやすい

効果をすぐに体感したのならシートの交換がおすすめ

 クルマをチューニングするときは、目的があったり、気に入らないところがあったりして、それを改良するというのがひとつのパターン。

 でも、いまのクルマは本当によくできているので、不満らしい不満は少ない。それでも「もう少し走りをよくしたい、しかも体感できる効果が欲しい」という場合、どこからイジっていけばいいのだろうか。

1)シート

 違いがわかるという意味でいえば、人とクルマのインターフェース、シートがおすすめ。

 スポーツカーなら純正シートでもセミバケットタイプだったり、レカロなどのブランドシートがついていたりするが、そうしたクルマでも妙に座面の位置が高い場合もあるので、ローポジションシートレールに交換したりするのはとっても有効。

 純正シートのホールド性がイマイチのシートなら、セミバケットあるいはフルバケットのシートに換えてみよう。いいシートに交換すれば、運転中の疲労度も軽減するし、よりリラックスできて集中度が高まる。
レーシングカーでもシート合わせはセットアップの第一歩として重視されている部分なので、ドライビングポジションの最適化は立派なチューニングだ。

 違いが文字通り体感できて、効果が大きいチューニングなので、専門店でアドバイスを受けながら納得のいくドライビングポジションを追求してみよう。

2)タイヤ

 走りを改善するのならタイヤの効果も見過ごせない。いま装着しているタイヤよりワンランク、あるいはツーランク上のハイパフォーマンスタイヤに履き替えれば、走りは格段に良くなり、運転スキルも一段上がったように思えるはず。

 タイヤは進歩が早く、2~3年でもけっこう性能が上がっているし、なにより使い古したタイヤと新品タイヤの性能差は歴然。

 走りをよくしたければ、サイズまでは変えなくてもいいので、スポーツ性能の優れたタイヤを。エコタイヤからハイグリップタイヤに履き替えれば、クルマの印象がガラリと変わるに違いない。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

愛車
日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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