コンセプトでも期待大! ホンダ・ヴェゼルModulo Xのオーラが圧倒的だった (1/2ページ)

この記事をまとめると

■東京オートサロン2022でヴェゼル モデューロXのコンセプトが登場

■モデューロXはホンダの純正パーツを開発するホンダアクセスが手がけたモデル

■エアロやサスペンションなどが専用となる

いわば究極のノーマル車のような存在

 ホンダの純正アクセサリーを企画・開発を行なうホンダアクセス。他メーカーのそれと異なる点は「モデューロ」と言う独自のブランドを持っている点だ。

 モデューロは1994年にアルミホイールからスタートし、現在はエアロパーツ、サスペンション、ブレーキなども発売。近年はそれだけにとどまらず、一台のクルマとしてトータルプロデュースしたコンプリートカー「モデューロX」をラインアップ。2013年に登場したN-BOXを皮切りにホンダの主要なモデルに設定、すでに累計1万5000台以上のモデルが世に出ている。

 その最新作となるのが、東京オートサロン2022年で初公開された「ヴェゼル・モデューロXコンセプト」だ。ネーミングにコンセプトの名が冠されているが、ほぼ市販モデルと言っていいだろう。ノーマルの登場から1年後のお披露目、更に新型のノーマルにはスポーティグレードが設定されていない事などから、ユーザーのモデューロXに対する期待値は今まで以上に高いと聞いている。

 あらためてモデューロXを簡単に説明するとホンダ車を知り尽くしたエンジニアが、ひと手間かけた匠の技で熟成させた純正コンプリートカーで、いわば「クルマ好きにとっての理想のノーマル」と言っていいモデルだ。

 じつはすべてのモデューロXには一貫したコンセプトが存在している。それは意のままに操れる「操縦性」、「所有感を満たし、走行性能にも寄与する「デザイン」、そして見て・触れて・乗って実感できる「上質感」だ。開発アドバイザーとしてドリキン・土屋圭市さんが参画し、これらが高度にバランスできない限りは発売をしない……と言う徹底したこだわりも、人気の秘密の1つとなっている。


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