BMW X3の特徴は? スペックからモデルごとの変遷まで解説! (3/3ページ)

BMW X3シリーズの選び方!

 改良新型の「BMW X3」では標準装備やオプションを高い自由度で組み合わせて、ドライバー好みの「X3」をチョイスすることができます。

 まずエンジンは、ガソリン仕様の「BMW X3 xDrive20i」、ディーゼル仕様の「BMW X3 xDrive20d」、プラグインハイブリッド仕様の「BMW X3 xDrive30e」、高出力Mパフォーマンスモデルのガソリン仕様「BMW X3 M40i」、Mパフォーマンスモデルのディーゼル仕様「BMW X3 M40d」から選択可能。

 次にモデルラインでは、標準仕様の「スタンダード・モデル」、フロントやリア、ホイールから内装までスポーティなオプションが詰め込まれた「Mスポーツパッケージ」の2種類を選択することができます。(「BMW X3 M40i」、「BMW X3 M40d」は「Mモデル」専用オプションのみ)

 エクステリアのカラーは「アルピン・ホワイト」と「ブラック」が標準カラーとなり、オプションで「ブラック・サファイア」「ソフィスト・グレー・ブリリアント・エフェクト」「ミネラル・ホワイト」「ファイトニック・ブルー」「BMW Individual ブルックリン・グレー」などが選択できます。

 ホイールは、ガソリン仕様の「BMW X3 xDrive20i」、ディーゼル仕様の「BMW X3 xDrive20d」の場合、「20インチ ライト・アロイ・ホイール Y-スポーク・スタイリング 693」標準装備となり、「20インチ ライト・アロイ・ホイール Yスポーク・スタイリング 695」がオプションで選択可能となっています。

 プラグインハイブリッド仕様の「BMW X3 xDrive30e」では「19インチ Mライト・アロイ・ホイール ・Yスポーク・スタイリング 887 M バイカラー」が標準装備となり、「20インチ Mライト・アロイ・ホイール ダブルスポーク・スタイリング 787M」と「20インチ Mライト・アロイ・ホイール・ダブルスポーク・スタイリング699M」がオプションで選択できます。

 Mモデルでは「21インチMライト・アロイ・ホイール ダブルスポーク・スタイリング 718M バイカラー」が選択されます。

 このほかにもインテリアやトリム、オプションパッケージや追加の運転支援機能なども選択できるため、自由度が高すぎて迷ってしまう方も多いかもしれません。

 そんな「迷える子羊」におすすめしたいのが「BMW X3の厳選コンフィギュレーション」の3台。

「ESSENCE」、「BALANCE」、「SIGNATURE」と名付けられた3つのモデルはBMWがイチオシする特別な組み合わせとなっています。

 まず「ESSENCE」ではディーゼルエンジンのスタンダートモデルをベースに、標準のブラックエクステリア、「ヴァーネスカ・レザー モカ」のシート、ブラックの内装類が組み合わせられ、「フロントシートランバーサポート」と「アクティブ・ベンチレーション・シート」がセットになったオプションの「レザーパッケージ」が装備。

「BALANCE」では、プラグインハイブリッドエンジンと「Mスポーツパッケージ」がセットになっており、ブラックで固められた内装類と外装が洗練された印象を与える1台です。

 オプションでは助手席側のボイスコントロール用マイクが搭載されているため、オーディオやナビゲーションを両側から自由に操作することができます。

「SIGNATURE」では、ディーゼルエンジンのスタンダートモデルがベースとなり「BMW X3」のイメージカラーとされている「ファイトニック・ブルー」の外装がアクティブなイメージを演出します。

 オプションには「フロントシートランバーサポート」と「アクティブ・ベンチレーション・シート」がセットの「レザーパッケージ」が設定されており、痒いところに手が届くベストなコンフィギュレーションとなっています。

 気になる方はBMWの公式WEBサイトでご確認ください。

 ここまで新型「BMW X3」のマイナーチェンジ後の特徴や歴史、「X3」の選び方などをご紹介してきましたが、マイナーチェンジの発表と同時期に「X3」をベースにしたピュアEVの「iX3」も発表されるなど、さらにラインナップが拡大していく傾向にあります。

 さらなるテクノロジーの開発によって「X3」がどのように進化していくのか、今回のモデルだけではなく今後の動向にも注目していきたい一台ですね。


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