ギネス記録の加速をもつモデルも安いっ! たった数十万円で300馬力オーバーが手に入る「バカッ速中古車」3台 (2/2ページ)

じゃじゃ馬すぎて腕がないと操れない!

マツダ・マツダスピード アクセラ

 FFホットハッチというと小排気量な高回転型NAエンジンを搭載したモデル、というイメージが強いかもしれないが、初代及び2代目のマツダ アクセラに設定された「マツダスピードアクセラ」はその常識を打ち破るじゃじゃ馬FFホットハッチとなっていた。

 その心臓部には2.3リッターの直噴ターボエンジンが押し込まれ、出力はなんと194kW/380N・mと3.5リッターエンジン並みで、そのパワーを前輪のみで受け止めるというのだから驚きだ。

 もちろんトラクションコントロールは備わっているものの、それでもなおトルクステアが発生しまくる特性は、数字以上のじゃじゃ馬ぶりを体感することができる希少な1台なのである。

 そんなマツダスピードアクセラも、安いものでは2代目モデルでも100万円をラクラク下まわるものも存在しているので、腕に覚えのあるFF乗りはチャレンジしてみてはいかがだろうか。

日産 フーガ ハイブリッド

 セドリック/グロリアの跡を継いで登場し、今年の夏でその歴史に終止符を打つこととなった日産の高級セダンのフーガ。その中でも3.5リッターV6エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドモデルは、システム出力364馬力ハイパワーなもので、7速ATを介してそのパワーを路面に伝えるもの。

 そのため、ハイブリッドと言いながらも燃費スペシャルではなく、大排気量モデルに匹敵する動力性能を実現するためにモーターの力を使っているモデルとも言えるだろう。

 実際、2011年8月には「フルハイブリッド車の世界最速1/4マイル加速記録」のギネス記録を打ち立てており(正確には輸出仕様のインフィニティM35h)、そのタイムは13秒9031となっていた。

 そんなフーガハイブリッドも安いものでは車両価格50万円を切るものも存在しており、威風堂々としたスタイルと圧倒的な加速感を安価に味わうにはもってこいの存在となっているのだ。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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