キープコンセプトでなんと10モデルも登場! かなりソックリだけど読めばわかる歴代ランエボの見分け方 (2/2ページ)

同じように見えるが確実に進化している

●第3世代(ベース=ランサーセディア)

・エボVII

 エボVIIからフロントグリルの三菱のエンブレムの色がシャープなシルバーに。マフラーが従来の左サイドから右サイド出しに変わっている。リヤバンパーはアンダースポイラーと一体型に進化。タイヤサイズが235/45-17に。

・エボVIII

 これまで角張っていたボディ形状が、このエボVIIIでは全体的に柔らかいラインに……。フロントグリルには「ブーレイマスク」が採用され、ボンネットのアウトレットは左右セパレート型から一体化に。そしてインテークダクトは廃止された。リヤウイングは4ドアセダンでは世界ではじめてフルカーボンを採用! ホイールは軽量なエンケイ製の6本スポークに(タイヤは235/45-17)ベンチュリー&ディフューザー付きフロント大型アンダーカバーも話題になった。

・エボVIII MR

 MRの名が復活して、エンブレムも装着。ボディカラーにかかわらずリヤウイングの翼端板がダークグレイに。ルーフ後端(アルミルーフを採用)に、ボルテックスジェネラーターがついたのも特徴。BBSホイールのオプションもあった。

・エボIX

 フロントグリルから、三角形が特徴的なグリル「ブーレイマスク」がなくなり、精悍な顔つきに。インタークーラーの脇に楕円のインテークダクトが追加される。カーボンのリヤウイングは、中央翼が中空化され、翼端板はボディと同色に戻されている。ホイールはエンケイの5本ダブルで、細かいことだがリヤの車高が5mm下げられていた。

・エボIX MR

 第3世代最後、そして4G63エンジンを積んだ最後のエボは、外観上の変化は少ない。フロントエアダムの左右両端を10mmのばして、車高が全体的に10mmダウン。

●第4世代

・エボX

 ベース車がギャランフォルティスになり、エンジンも4G63から、オールアルミブロックの4B11にスイッチ。従来のランエボとボディサイズ、形状が大きく異なるので、こちらは見間違えることはないだろう。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

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日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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