最高時速はセグメントトップクラスの330キロ! ブランド史上最強のV8ターボエンジンを搭載したアルピナ「B5GT」を発表 (2/2ページ)

エクステリアやインテリアもB5 GTオリジナル!

 アルミホイールはアルピナ伝統のセンターキャップ付きのフィンデザインを継承。サイズは20インチで鍛造だ。ブレーキには、軽量構造のドリルド・ブレーキ・ディスクと耐熱性能の優れたブレーキ・パッドを組み合わせた高性能システムを採用。制動力とコントロール性に優れるので、軽快に走りながらも確実にマシンをコントロールできる。

ボディカラーには、お馴染みのアルピナ・ブルーとアルピナ・グリーンに加え、ぺトロール・マイカ(Petrol Mica)、ベルデ・ブリティッシュ・レーシング(Verde British Racing)、チョーク(Chalk)、イモラレッド(Imolarot)、デイトナ・バイオレット(Daytona Violet)、アークティック・レース・ブルー(Arctic RaceBlue)の6色がオプションで用意され、好みに合わせて選択可能だ。

エクステリアのそのほかの特徴としては、ボンネットに入ったキャラクター・ラインが挙げられる。これは、史上最強の634馬力を発揮するV8ビ・ターボ・エンジンのポテンシャルをイメージしたものとのこと。また、控えめなダイブ・プレーンと前部のパーシャル・フロント・スプリッターは、エアロ・ダイナミクスの向上に効果があり、見た目と性能をうまく両立している機能美にも注目。

 インテリアも、アルピナとBMWならではのプレミアム感あふれる内容となっているほか、シートにはヘッドレストの前面に、マロン・ヴォルチャーノ(Marron Volciano)のロゴ「B5 GT」の刺繍がホワイトのアウトライン付きで入っている。オプションで同モデルオリジナルのスポーツシートも限定で用意されていて、こちらは職人が手作業で仕上げる逸品とのこと。

センター・コンソールとエンジン・ルームにある特別なステンレス・スチール製のアルピナ・プロダクション・プレートには、限定モデルであるBMW ALPINA B5 GT のプロダクション・ナンバーが刻印され、所有欲を満たしてくれるのもオーナーにはうれしい演出だ。

 価格や販売時期など、そのほかの細かい詳細はまだ調整中とのこと。

 BMWの買収(商標権の譲渡)によって、2026年には現在のようなスタイルでの販売にひと区切りがつくとされているBMWアルピナ。完全オリジナルのモデルを新車で手に入れるチャンスはそう長く残されていないので、この機会に1度検討してみてはいかがだろうか。


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