バサースト12時間耐久レースを制したコンチネンタルGT3のイメージを市販現行モデルで再現! マリナーがビスポークした2台のベントレー・コンチネンタルGT Sを発表 (2/2ページ)

コンチネンタルGT3のベースマシンに相応しい走行性能を発揮

 一方、もう1台のエクステリアは、コンチネンタルGT3発表時のカラーリングをモチーフにしたシルバーテンペストで塗装されており、1台目同様にブラックラインスペシフィケーションとスタイリングスペシフィケーションを装着している。また、インテリアも1台目と同じ組み合わせで発表当時のレースマシンを想起させるモデルに仕上げられた。

 いずれのモデルも、パワートレインはコンチネンタルGT S同様の4リッターV8ツインターボエンジンを搭載し、最高出力550馬力、最大トルク770Nmを発揮。スポーツエキゾーストを標準装備しているため、V8エンジンのサウンドを思う存分楽しむことが可能だ。

 圧倒的なパワーを路面に伝えるために、4輪駆動方式を採用していることに加えて、48V電動アクティブアンチコントロールシステムのベントレーダイナミックライドを装備。ハードなコーナリング中でもボディのロールを最小限に抑えることで、高級車らしいフラットライドな乗り心地を提供する。

 2台の特別なコンチネンタルGT Sには、記念のフレーム入りオブジェと1/18スケールのモデルカーが提供される。正式な価格は発表されていないが、ベントレーのスペシャルチームである「マリナー」が手がけたモデルだけに、そのプライスもそれなりとなっていることだろう。

 今回、発表された特別モデルは、コンチネンタルGT3の耐久レース優勝にインスピレーションを受けて「マリナー」がビスポークしたもの。そのスタイリングやパフォーマンス、話題性など、新型コンチネンタルGT Sを世界に向けてアピールするにはうってつけな内容となっている。


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