まもなく製造が終了するW型12気筒エンジンを搭載した限定車! ベントレーの『スピード』シリーズに「エディション12」を設定 (2/2ページ)

ベルーガブラックを基調とした高級感のある内装

 インテリアは、ベルーガブラックを基調としたスポーティでシックなものとなるが、好みに応じてブルネイブルーやクリケットボールレッド、リネン、オレンジの4色から好きな色を組み合わせることもできる。また、前後シートやドアパネル、インパネには、限定カラーのマリナーシルバーでステッチとキルティング加工が施され、シートバックには「エディション12」の刺繍も入れられることで特別感が演出される。そのほか、助手席のグランドブラックパネルには、W型12気筒エンジンのシリンダーの爆発順序を表したレタリングと「スピード エディション12」のエンブレムが刻まれる。

 さらに、この「スピード エディション12」を購入したオーナーには、記念品として、実際のW型12気筒エンジンと同素材のアルミニウムを鋳造したミニチュアのW型12気筒エンジンが贈られる。デスクやキャビネットなど、身近に飾っておくことで、クルマに乗っていなくても常にブランドの象徴を感じていられるという粋な計らいがなされている。

 ベントレーの「スピード エディション12」は、各モデル120台の限定販売で、価格は未定。

 ベントレーは、2024年の4月をもって、ブランドの一時代を作り上げたW型12気筒エンジンの生産を終了することを発表している。そんなW型12気筒エンジンの華々しい功績を称えるべく誕生した「スピード エディション12」は、ベントレーの歴史の節目を飾るにふさわしいモデルとして、多くのファンの心に残ることだろう。


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