やっちまった……「ガリった」「ぶつけて歪んだ」アルミホイールはDIYやショップで修理可能な場合もあった (2/2ページ)

見た目はきれいに直っても強度は確実に低下するので要注意

プロに頼む場合

 自信での修理が難しくなるのは歪みやクラックが発生してしまった場合だ。この場合は、基本的に専門ショップに頼むしかない。

 歪みの場合は特殊工具などを使用し、徐々にテンションをかけて歪みを修正していく。歪みの程度により修理できない場合もあることはしっかりと理解しておこう。

 もっと厄介なのが、クラックが入ってしまった場合だ。この場合、基本的に修理はオススメできない。修理を承っているショップもあるが、「ホイールの強度は確実に低下するのは理解して下さい」という注意書きがホームページに記載されている場合も多い。それだけクラックが入ると致命的ということだ。

 ただ、生産終了してしまったホイールで「どうしてもこのホイールしかないんだ!」という場合は修理するしかないユーザーもいるだろう。その場合は危険度が高いことを理解したうえで、修理を承ってくれるしっかりとした専門ショップに依頼するのが最適解かと思われる。

 ホイールはアフターパーツの中でもこだわりと個性が強く表れるパーツのひとつと言える。それだけに、カスタマイズを楽しむユーザーにとっては譲れないポイントだ。お気に入りのホイールがダメージを受けてしまったらショックに違いない。起こってほしくないことだが、もしもホイールをキズつけたら、状況を判断して的確な修理をし、復活させたいところだ。


西川昇吾 NISHIKAWA SHOGO

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愛車
マツダ・ロードスター(NB8C後期型)/ボルボV40 T4
趣味
スポーツ走行、写真撮影、ネットラジオ鑑賞
好きな有名人
織田裕二、駒形友梨

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