昭和オヤジなら共感必至! カローラは「セダンしか認めん」な原理主義者の「脳裏に焼き付いた」歴代愛車3台 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■歴代カローラをずっと乗り継いできたマニアが思い出の3台を振り返る

■トヨタの看板車種であるだけに意欲的な機構を盛り込んでいたモデルも多かった

■筆者的にはカローラはセダンであることがこだわりだ

カローラマニアが忘れられないモデル3台をピックアップ

 今年2月末に家族所有と合わせて13台目となるトヨタ・カローラセダンが納車された。それぞれに印象深い思い出があるのだが、今回は少々変わった思い出のある歴代カローラ3台を選んでみた。

1)7代目: 1300LX ビジネスパッケージ(後期)

 廉価グレードのLXからさらに装備を省いたビジネス仕様車がビジネスパッケージ。当時のカローラセダンでは、1.5リッターや1.6リッターのエンジンがA系だったのに対し、1.3リッターはE系を搭載していた。当時はすでにDOHC化されていたのだが、6代目まではSOHCであった。ある知り合いが、「このエンジン(E系)はホンダからトヨタに転職したエンジニアが開発に関わったらしい」と説明してくれた。たしかにコードのまわし方が当時のトヨタよりホンダっぽいので妙に説得力があったし、実際運転してみるとホンダのエンジンっぽく高回転までよくまわったことを覚えている。ただし、DOHC化されてからは、トヨタらしさの目立つエンジンとなっていた。

※画像は1.5リッターのSE-L

 当時、下取り車もあった関係上、支払総額100万円ほどで購入。パワーステアリングはついていたものの、パワーウインドウ、パワードアロックなどの快適装備もなく、エアコンはマニュアル式を選んだ。そしてステアリングも樹脂製であった。装備も少なく、ある意味軽量化されていることもあったのか、1.3リッターでも不満なく走ってくれた。

 ハーフキャップのホイールがいかにもビジネスユースを醸し出していたのを見かねたのか、知り合いが真っ赤なホイールにサイズアップしたタイヤをくれたので付け替えて乗っていた。すると、とくに夜間運転していると4A-Gを搭載するGTとよく間違われ、ランエボやインプレッサWRXなどに乗る走り屋のみなさんにバトルを挑まれたり、つけ狙われることが多かった。

 カローラの1.3リッターは、じつはコスパ面でみると隠れた狙い目仕様と思っており、一度は乗ってみたかったのだが、このビジネスパッケージから乗り換えるときの下取り査定額は驚くほど低くて絶句してしまった。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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愛車
2019年式トヨタ・カローラ セダン S
趣味
乗りバス(路線バスに乗って小旅行すること)
好きな有名人
渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

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