クルマも選び放題で出られるレースも多数! いまS耐は「安価」で「速い」GT4マシンが激熱だった (1/2ページ)

この記事をまとめると

■スーパー耐久ではGT4マシンが参戦するST-Zクラスが注目されている

■GT4マシンは改造範囲が狭く価格が安いので参戦しやすいカテゴリーとなっている

■トヨタや日産などもマシンを販売しており、国際シリーズで戦うことも可能だ

スーパー耐久はST-Zクラスがアツい!

 日本独自の耐久レースとして発展を遂げてきたスーパー耐久シリーズだが、じつは国際規定モデルを対象にしたクラスも少なくはない。

 GT3車両を対象にした最高峰のST-Xクラスを筆頭に、TCR車両を対象にしたST-TCRクラスもラインアップ。そして、今後の成長が期待されているのが、GT4車両を対象にしたST-Zクラスだと言えるだろう。

 GT4はGT3の直下に位置するカテゴリーで、レーシングカーとして本格的な改造が行われているGT3に対して、GT4は改造範囲が狭く、価格も廉価。さらに、車種バリエーションが多彩で、スーパー耐久のST-Zクラスで活躍する「トヨタGRスープラ」、「日産フェアレディZ」などの国産モデルのほか、同じくスーパー耐久で活躍する「アウディR8」、「ポルシェ718ケイマン」、「マクラーレン570S」、さらに国際シリーズで活躍する「メルセデスAMG GT」や「BMW M4」「フォード・マスタング」などさまざまなマシンがラインアップされていることも、GT4の特徴と言えるだろう。

 しかも、前述のとおり、国際規定モデルであることから、日本のスーパー耐久のST-Zクラスのほか、GTワールドチャレンジアジア、ニュルブルクリンク24時間レースなどの国際レースに参戦できることもGT4の魅力と言っていい。

「アウディの場合、GT3もGT4もR8がベースになっていますが、GT4はよりロードカーに近い状態です。GT3は外装パーツを含めてまったく別物ですが、GT4は市販モデルの延長にある。エンジン自体はGT4もGT3も同じですが、GT4はロードカーのパーツがキャリーオーバーされていて、ドライブシャフトや駆動系、ギヤボックスも市販モデルのパーツを採用。それでもGT4はブレーキとサスペンションが強化されているので、サーキットで1時間以上のドライビングがストレスなく楽しめると思います。レース経験の少ないジェントルマンドライバーにはGT4のほうが乗りやすいでしょうね」と特徴を語るのは、長年に渡ってアウディR8 LMSのGT3/GT4を運用してきたAudi Team Hitotsuyamaの代表、一ツ山亮次氏だ。

 さらに一ツ山氏によれば「為替が円安にふれていることもあるので、いまGT3を購入するならば7000万円を超えると思いますが、GT4なら4000万円で購入可能です」とのことで、GT4車両はリーズナブルな国際モデルと言えるだろう。


廣本 泉 HIROMOTO IZUMI

JMS(日本モータースポーツ記者会)会員

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スバル・フォレスター
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