令和の新車セールスマンは「納車時期予測」と「納車直後に次に乗り替えるクルマを受注」する技術が営業成績をわけていた! (1/2ページ)

この記事をまとめると

■依然として安定しない新車の納期が販売現場のスタッフを悩ませている

■令和のセールススタッフにはいかにリアルな納車予定時期を案内できるかという技術が必要

■納車後どれだけ速やかに次の受注をもらえるかによって次の納車が円滑に行えるかどうかが決まる

納車時期のバラツキに販売現場は四苦八苦

 依然として新車販売現場を悩ますのが新車の納期。とくに人気車の多いトヨタの販売現場では、日々新車の納期とセールススタッフが格闘する日々が続いている。「単純にいつになるのかわからないほどの長期的な納車待ちが確実といったケースなら、『スケジュールがわかり次第お伝えします』とお客さまに伝えて注文をいただければ良いのですが、メーカーの生産現場もまだまだ混乱しているようで、供給体制にバラつきがあり、突然納期が早まるといったケースも発生します」とは、あるトヨタ系ディーラーセールススタッフ。

 たとえば受注時には2年ぐらいかかりそうな状況だったのが、みるみるうちに工場からの予定配車時期が早まることもいまでは珍しくない。ただし、供給体制が改善に向かっているというわけでもなく、供給体制が良くなったかなぁと思っていると、再び新規受注停止になってしまうなど、まだまだ生産現場は不安定な状況になっているので困っているようなのである。

「2年後の納車を目途に発注した車両があったのですが、どうやら年末(2023年末)には納車になってしまうお客様がいます。下取り予定車は昨年(2022年)に納車したばかりです。しかも残価設定ローンをご利用いただいておりますので、残債消化も進んでおらず、少々焦っています」(前出セールススタッフ)。

 逆のケースでは「ダイハツが認証不正問題を起こした影響で、いまのところ(本稿執筆時点)ライズのeスマートハイブリッドは新規受注が停まっているだけでなく生産も停まっており、再開の予定がたっておりません。弊社で抱えるバックオーダー数から推測すると、納車まで2年は待つ覚悟がいりそうです。ただ、ここまで混乱する前(納期は比較的早めだった)に注文を頂き、10月(2023年)に下取り車の車検有効期間満了を迎えるお客様がいらっしゃいまして頭を悩ませております」(前出セールススタッフ)。

 昨年あたりならば、ほぼ検査だけ行い車検を通し(かかる料金は値引きアップなどで相殺していたとも聞いていた)、納車まで継続して乗ってもらうことなどをしていたディーラーも多いと聞いていたが、最近は某大手買い取り&中古車販売店の問題が顕在化し、下手なことをするとお客から逆に疑問視されることもあるので、ディーラーサイドも身動きがとれなくなっているようである。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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愛車
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乗りバス(路線バスに乗って小旅行すること)
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渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

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