現役女子大生の目線は「クルマ好き」とはまったく違う! 2023年を代表する10台に対する意見を聞いてみたらけっこう衝撃!! (2/2ページ)

無難なのはやはり売れてるクルマ!

 反面、自分が乗りたくないクルマとして彼女たちが挙げたのがプリウス。「煽られそう」という意味不明な意見から、「自動車教習所で乗っていたクルマだから」教習所で叱られたトラウマを引きずっている学生もいた。また、女性に好かれそうなデザインのアバルト500eについては「角がなくて丸っこいデザインがいい」と評価する学生がいた一方、「おもちゃっぽいから嫌」、「デザインが狙いすぎていて乗ってて恥ずかしい感じがする」という声もあり、乙女心の難しさを感じる意見もあった。

 では「彼氏に乗ってほしいクルマ」はどうだろうか。多くの声が聞かれたのが、マセラティ・グレカーレ。「かっこいい」、「高級そう。あまり街で見ないからいい」、「自分が乗るには大きすぎるけど彼に乗っていてほしい」と評価する学生が多かった。しかし、「駐車場に停めているとイタズラされそう」、「左ハンドルだとパーキングに入るときにチケットを取るのが面倒そう」という高級外車特有の事情を心配する声もあった。そのほかにも、BMW X1という声も聞かれた。理由はマセラティと同様。彼女たちにとって“かっこいい”は正義なのである。

 そして、「無難」という“高評価”を得たのがセレナだった。デザインに親しみがあって、荷物もいっぱい載せられる。なによりも有名だということが安心を呼び起こすらしい。輸入車というステイタスと安心感を持つという意味では、フォルクスワーゲンID.4も評価が高かった。

 総括として、全体的には普通の女子大生はとくにクルマに思い入れはなく、あまり興味がないというのも真実。

 耳が痛かったのは「クルマってすべて男性目線で作られているような感じ。この丸いクルマ(アバルト500e)も女性が気に入るだろうと男性が作ったよう」という辛辣な意見だった。この意見に、正直な話、男性として唸るしかなかった……。


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