2組の夫婦がドライバーで参戦! S耐富士24時間レースならではの胸熱エピソード (2/2ページ)

チームは別でも共に戦う

 一方、「違うチームですが、どうしても(平川選手のことが)気になっちゃいますよね。でも、出場するからには頑張ってほしいです。無事に走り切ってほしいですね」と奥さまである平川選手について語るのが、篠原選手だ。

 さらに、自身のレースについては「予選は僕のミスでセッティングを外してしまいましたが、クルマとしては問題ないので、しっかりとポイントを取ってタイトル獲得に向けて進みたいと思います」と語っていたのだが、残念ながら26号車「raffnee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4」はナイトセッション中に他車とクラッシュしてしまい、リタイヤすることになった。

 なお、平川選手がステアリングを握った32号車「TGRR GR Corolla H2 concept」は総合41位、ST-Qクラス5位で完走。

 このように明暗がわかれるレースとなったが、過酷な富士24時間レースへのチャレンジは、それぞれの夫婦にとって、絆を深めるきっかけになったのではないだろうか?


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廣本 泉 HIROMOTO IZUMI

JMS(日本モータースポーツ記者会)会員

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