そんな、イケているCMソングを連発しているのがホンダではないだろうか。古くはエリシオンのWILD CHILD(エンヤ)、ライフの白いアンブレラ(山下達郎)、ゼスト SPORTのFREAKYや甘い罠(倖田來未)、ゼスト SPARKのSparkle、Microphone(浜崎あゆみ)、あまりにも有名なステップワゴンのOb-La-Di, Ob-La-Da(ビートルズ)、最高にカッコ良かったステップワゴンスパーダのLet’s Dance(デビッドボウイ)、グレイスハイブリッドのSomebody To Love(クイーン)、ザッツのStrawberry Sex(平井 堅)、ロゴのIsn’t She Lovely(スティービー・ワンダー)、荘厳な雰囲気が印象的だったエリシオンのFlora’s Secret(エンヤ)、誰でもこの曲が好きであろうオデッセイのLOVE LOVE LOVE(ドリカム)、ホンダCMソングとして、好きだけじゃ足りなくて(ゴールデンボンバー)などがあった。
そして近年、筆者が注目してきたのが、ヴェゼルのSTAY TUNE(サチモス)の採用から始まる一連のセンス抜群の選曲である。その後、オデッセイの映画「秘密 THE TOP SECRET」の主題歌Alive(Sia)、ジェイドのLOSER(米津玄師)、ヴェゼルの808(サチモス)、オデッセイの未来予想図II、Winter Song(ドリカム)、インサイトのyears(サカナクション)、ヴェゼルのズバリな曲名のHONDA(Friday Night Plans)、同じくヴェゼルの小さな惑星(King Gnu)といった流れは、多くの人の共感を得たに違いない。