この記事をまとめると
■ホンダがアキュラ・インテグラタイプSを日本に導入する
■「アキュラ」は北米では高級ブランドとして定着している
■北米では「アキュラ」として販売されていた日本のホンダ車をピックアップ
認定制度を利用して米国製ホンダ車を導入
ホンダが北米生産のアキュラ・インテグラタイプSとホンダ・パスポートトレイルスポーツエリートの2台を日本に導入することを発表した。これは、国土交通省が新たに創設した米国製乗用車に関する認定制度を活用したものだ。
なかでも注目したいのがインテグラタイプSである。このモデルは、北米ではホンダの高級ブランドである「アキュラ」から販売されているクルマだからだ。もしこのモデルがそのまま日本でも販売されることになれば、日本のホンダファンが長年まち望んできた「アキュラ」に日本でも乗れる可能性が出てくる。
アキュラ・インテグラタイプSのフロントスタイリング画像はこちら
しかしじつは、日本ではホンダ車として販売されていたモデルのなかにも、北米では「アキュラ」として販売されていたクルマが少なくない。つまり、日本では「H」エンブレムだったクルマが、北米では高級ブランドとして「A」エンブレムで販売されていたというわけだ。ここでは、そんなところ変われば「アキュラ」だったホンダ車を振り返ってみたい。
ホンダ・レジェンド
=アキュラ・レジェンド/RL/RLX
ホンダが1986年に「アキュラ」ブランドを立ち上げた際、最初のラインアップとなった2モデルのうちの1台がレジェンドだった。日本ではホンダのフラッグシップとして販売され、北米ではレジェンド(1986〜1996年)、RL(1996〜2014年)、RLX(2014〜2020年)という車名で販売されている。
アキュラ・レジェンドセダンとレジェンドクーペ画像はこちら
残念ながら2020年にアキュラRLXが終売となると、日本でも2021年にレジェンドは終売となり、その長い歴史に幕を下ろした。
ホンダ・クイントインテグラ/インテグラ
=アキュラ・インテグラ/RSX
もう1台の初代「アキュラ」がインテグラである。日本ではクイントインテグラとして登場し、その後インテグラへと発展。北米ではインテグラ(1986〜2001年)、RSX(2002〜2006年)として販売され、2022年に再びインテグラの名前で復活している。
初代アキュラ・インテグラと現行型アキュラ・インテグラ画像はこちら
ちなみに2代目インテグラは、日本仕様と北米仕様でヘッドライトの構造が異なり、日本では1ピースだったヘッドライトユニットが、アキュラでは3ピース構造となっており、北米仕様の「3ピースヘッドライト」は現在でもマニアの人気を集めている。また、3代目は日本仕様では後期モデルでヘッドライトが角目になったが、北米仕様は後期モデルでも丸目4灯を踏襲していた。、
ホンダNSX
=アキュラNSX
日本が世界に誇るスーパーカーであるホンダNSXも、北米では「アキュラ」として販売されていた。初代NSXは1990年に日本で登場し、北米では1991年にアキュラNSXとして発売。アキュラブランド初のVTEC搭載モデルでもあった。
初代アキュラNSXと2代目アキュラNSX画像はこちら
2代目は逆にアメリカ主導で開発され、2016年に北米で発売されたあと、2017年から日本でも販売されている。