全日本ラリーでクラス優勝したGR86の中身を徹底チェック! ガチガチの改造車かと思いきやマフラーがノーマルってマジ!? (1/2ページ)

この記事をまとめると

■2026年の全日本ラリー選手権・第1戦「Rally三河湾」が開催された

■2026年よりクラスわけの内容が変更となってJN-3とJN-4クラスが統合された

■JN-4クラスで活躍するGR86の中身をメカニックとドライバーに直撃した

ラリーカーの気になる中身

 2026年の全日本ラリー選手権・第1戦「Rally三河湾」が2月27日〜3月1日、愛知県蒲郡市を拠点に開催。各クラスで激しいポジション争いが展開されていたが、そのなかで注目したいクラスがJN-4クラスだ。

 というのも、これまで1500cc超〜2500cc以下の後輪駆動車はJN-3クラス、同排気量の前輪駆動車はJN-4クラス……といったように駆動方式の違いでわけられていたのだが、2026年はクラス区分が一新され、JN-4クラスに統合された。その結果、トヨタGR86やスバルBRZなどのFRスポーツとスズキ・スイフトスポーツなどのFFスポーツが同じ土俵で戦うことになったのである。

 この新JN-4クラスについて、当サイトでも戦いの構図を予想していたが、開幕戦のRally三河湾では2025年のJN-3クラス王者、山本悠太選手がGR86を武器に安定した走りでシーズン初優勝を獲得。旧型のスバルBRZを駆る鈴木尚選手が2位入賞を果たし、旧型のトヨタ86を駆る渡部弘樹選手が3位入賞を果たすなどFRスポーツが表彰台を独占した。

 一方、FF勢の最上位はスズキ・スイフトスポーツを駆る岩見涼平選手で、最終的に7位でフィニッシュ。スイフトを武器に2025年のJN-4クラスでチャンピオンに輝いた高橋悟志選手が活動を休止したほか、ランキング2位の筒井克彦選手、同3位の鮫島大湖選手ら上位ランカーが不在だったとはいえ、開幕戦を見る限り、ドライターマックではややFR勢が有利といった状況といえるのではないだろうか?

 さて、そんなJN-4クラスのFRスポーツだが、どんな改造が行われているのか? 国内最高峰シリーズのナンバー付き競技モデルは、市販モデルとどのくらい変わっているのか?

 そこで、ここでは開幕戦のRally三河湾を制した山本選手の愛機「Sammy K-one ルブロス YH GR86」をクローズアップ。マシンを開発したK-one Racing Teamを直撃してみると、このGR86は国内最高峰シリーズのナンバー付き競技車両とはいえ、じつは極めてノーマルに近い状態となっていた。


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廣本 泉 HIROMOTO IZUMI

JMS(日本モータースポーツ記者会)会員

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