スバルが旧車乗りのために動き出す! 初代インプレッサのパーツ供給に向けた第一歩を踏み出した (2/2ページ)

ユーザーの意見を製品に反映する可能性も

 その初代インプレッサに関する純正パーツを、スバルでは「SUBARU HERITAGE SERVICE」と称して供給、展開を2026年2月20日より開始した。もともとは、2025年の夏頃からこの計画を進めており、一部ファン、関係者の間では噂になっていた。それがついに形になった。

 じつはスバル車、古いパーツがあまり出ないことでも有名で、ここ最近では4代目レガシィ(2003〜2009年)で、そこそこ重要なパーツ供給が一部終わるといわれ、界隈では盛り上がっていたほど。となれば、車齢が30年を余裕で超える初代インプレッサシリーズは窮地に立たされるのも、想像に難しくない。

 とはいえ、スバルの象徴ともいえる、いまでも大人気の初代インプレッサだけに、ファンの間では「初代インプレッサ向けのパーツをなんとか……!」という声は絶えなかった。そこでスバルがついに専用サイトを立ち上げ、パーツ供給に踏み出したわけだ。

 しかし、パーツを見ると「作り直しました!」というわけではなく、現状では”まだ買える”純正パーツをわかりやすくページで紹介して、ディーラー等で発注できる体制を整えたというのが現状らしい。なお、供給されているパーツは以下だ。

・ヘッドライト/ターンランプ(左右)
・ウインドウまわりのウェザーストリップ
・エンジンのISC(アイドル・スピード・コントロール)バルブ
・ブレーキ
・デカール

 見たところ、デカールやゴム類はどうやっても劣化するので、このあたりの供給がまだあるのはありがたいところだ。しかしこのサービス、もう1点注目要素がある。それが、パーツの「リクエストフォーム」の開設だ。中身を見ると、車台番号を入力したり、必要なパーツの要望を書くフォームが細かく用意されている。この内容を見ると、いますぐではないにしろ、スバル的には復刻を前向きに検討していると見て取れる。

 機関部はもちろんだが、インテリア関係のパーツも劣化しやすいので、このあたりのパーツ供給を望む人は多そうだ。まだ始動したばかりではあるが、未来に1台でも多くの初代インプレッサを残そうと本格的に動き出したスバルの大きな一歩にエールを送りたい。


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WEB CARTOP 井上悠大 INOUE YUTAI

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