適切な管理が愛車の寿命につながる
ブレーキフルード
ブレーキフルードは劣化すると水分が混入する。その水分がブレーキの熱で沸騰し、気泡が生じてブレーキが利かなくなるベーパーロック現象などを起こす可能性があるので、高温多湿の日本では車検ごとに交換するのが基本。
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パワステフルード
電動パワステのクルマが増えてきているが、油圧のクルマであればパワステフルードを使用している。メーカーでは基本的に無交換としているが、量は定期的に点検したい。できれば4年もしくは4万kmぐらいで交換すると、パワステ全体の長寿化が期待できる。
クーラント
水冷エンジンには欠かせないクーラント。その役割はもちろん、エンジンを冷却することがメイン。冷却するだけならただの水道水でもOKだが、防錆成分と凍結防止のための不凍液としての仕事もある。
そうした防錆成分などが、時間の経過とともに劣化してくるので、定期的な交換を怠るとエンジン本体やラジエター内部にさびや腐食が生じる原因になる。オーソドックスなクーラント=LLC(ロングライフクーラント)であれば2〜3年に1度の交換。新車などで採用が増えてきたSLLC(スーパーロングライフクーラント)であれば7〜10年に1回の交換が必要だ。
ウォッシャー液
ウォッシャー液にも触れておこう。ウォッシャー液は原則的に減ったぶんだけ継ぎ足しでOK。細かくいえば半年ぐらいで使い切ってしまうのが理想だが、長期間動かしていなかったクルマや、撥水剤入りなどの種類の違うウォッシャー液を入れたいときは、古いウォッシャー液を、灯油用の手動ポンプなどで抜いて、念のため最後にウォッシャーのスイッチを入れ、タンク内をすべて空にしてから、新しいウォッシャー液を入れるといい。
メンテナンスフリーが進んでも油脂類や液体類は消耗品ばかりなので、取扱説明書やメンテナンスノートの指示に従って、交換サイクルを守るようにしよう。