「2代目ジムニーが300万円って高っ」とビックリ!! 中身をみたら2度ビックリのレストア具合だった (2/2ページ)

このクオリティはまさに一生モノ!

 この鮮やかなオレンジはもちろんJA11の純正色ではなく、フォルクスワーゲンで使われていたオレンジなんだそう。板金屋をルーツにもつだけにそのクオリティはお見事なもの。定番のリフトアップをして、M/Tタイヤをインストールし、社外バンパーを装着するなど、定番のカスタムによるリファインも施されている。

 車内もRECAROのセミバケットシートやMOMOのステアリング、モニターなどを採用してカスタムとユーティリティ向上も実現。スイッチ類やメーターのパネル、ダッシュボードなども徹底的に綺麗にされているので、新車! ……とまではいかないにしても、数年落ちの極上車といった雰囲気だ。

 そして、元オーナー目線で1番驚いたのは、ドアの閉まりのよさ! 極端な話、筆者のJA11は周囲が「おいおい(笑)」と思うほどのフルパワーでドアを閉めないとバッチリ閉まらなかった。筆者も「この時代の軽自動車なんてまあこんなもんだろ」と思っていたほど。しかし、このSANWARIYAのJA11は違う。

 そう。ドアが「バタン」と綺麗に閉まるのだ。それはもう現行の乗用車の如く……。それはもう、あまりの違いっぷりに「これ本当にJA11?」と疑ったほどに。聞くと、「これはモール類も全部替えてますからね」と笑顔で返された。フルレストアするとこうなるのかと思い知らされた。もはや元愛車とこのJA11を一緒にするのは失礼なレベルである。

 なお、このJA11、会場内でなんと販売もされていた。その価格は300万円(会場限定特価)! 話題のジムニーノマドが買えてしまう値段に近いが、中村さんは、「これにかかった費用がこれくらいなんで、車体代は入ってないと思ってもらえれば……。もとのお客さんが何台もクルマをもっているそうで、駐車場の都合で手放すとなったのを当社で引き取った形です」と付け加えた。

 売れまくっている現行型ジムニー(JB64)は、いうまでもなくこのJA11のオマージュ。よって、このJA11は、今のレトロブームや平成ブームも相まって、お手頃なネオクラシッククロカン四駆として大人気なのだ。ただ、正直いって30年以上前のそれも軽自動車なので、数十万円で狙える個体のコンディションは例に漏れずボロボロな個体も少なくない。

 よって、自分で直すスキルがないのであれば、こういったレストア済み個体を買うのがベスト。F6Aエンジンは頑丈だし、JA11は複雑な機構がなく、パーツも超豊富なので、価格にはビックリするかもしれないが、こういった個体は長く乗るならまさに理想の1台。なんなら筆者が欲しいくらいだ。一生モノといっても過言ではないと思う。なんなら、フルレストア済みのクルマと思えばだいぶ安いともいえる。

 最後に、悩める全国のJA11フリークのために、いくつか質問をしてみた。すると中村さんは、「このJA11はちょっと例外なんで、一般的なレストアと呼ばれる、サビ穴を直したり綺麗にしたりといった作業の相場はだいたい150万円程度ですね。皆さんこれくらいの予算感で依頼されます。あとは全塗装の依頼が多いですね。こちらは色によって価格が違うので提示が難しいですが、納期でいえば3カ月から半年ほどでしょうか。ちなみに、ただ単にサビ穴を埋めるだけの作業であれば、もちろん状態にもよりますが、イメージ的には1カ所5万円〜10万円あたりが相場ですかね」とのこと。

 一生モノのJA11が欲しいそこの読者、もっと愛車のJA11を綺麗にしたいという読者、SANWARIYAに急ぐのだ!


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WEB CARTOP 井上悠大 INOUE YUTAI

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