「社内はまるで部活の延長線」 マルゼンの強みとは?
せっかくなので、カーポートマルゼンの特徴や強みについても質問してみた。
「うちはあれだけCMがバズりましたが、じつは実店舗って全国に5店舗しかないんですよ。よく意外っていわれます。なので、全然全国区じゃないんです。ほとんどはインターネット通販が主流ですね。ただし、組み付けなどを依頼できる提携店は全国に3500店舗ほどあります。社員数は300名前後。ただ、20〜30代の社員ばかりで、しかもクルマ好きがめちゃめちゃ多いです。もちろん40〜50代の人もいますが、平均年齢でも30代前半かと。なので、みんな仲よくやってますよ。イメージとしては……まさにここ(フォーミュラジムカーナ)に来ている自動車部のような、部活みたいな感じです」とのことだ。米岡さん自身も筆者が見た感じ相当若く、事実、まだ年齢も40代前半である。外野の筆者がこういっては失礼かもしれないが、もし一緒に働いていたら、”アニキ”といった感じにも見えた。
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ちなみに米岡さん。社長に就任してすでに6年ほどとのことで、年齢から逆算すると30代半ばには社長になっていることになる。タイヤを転がしていたころは枚方店の店員だったというので、タイヤ転がしから社長に上り詰めたという大出世劇も経験している。
そのほかの特徴について米岡さんは、「うちはあのCMでやってるように、やっぱりタイヤとホイール販売は超強いですね。巨大な倉庫に在庫も大量に抱えているので、ほかの店舗のように『注文したけど納期が数週間』とか、『次のロットになるので半年待ち』みたいなことは、特殊なサイズをオーダーしない限りほとんどないです。発注から数日で納品できます。しかもうちはメーカーから直接仕入れる直営店なので中間マージンがなく、価格が安いのも自慢です」と語る。
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「ちなみに店は5店舗しかないんですが、『タイヤ店界隈のF1ピット』なんていわれるくらい、我々は作業も早いんです。と言うのも、お客さんがタイヤ交換のために入庫したとして、1台あたり15〜20分くらいで作業が終わるんです。けれど、超適当とか雑なことは当然なくて、1本に担当が1人、つまり1台に4人つくので、作業効率がめちゃめちゃいいんですね。なお、トルクチェックは必ず2人で担当するのでダブルチェックも欠かしません。早いけど雑では最悪ですからね」
こう聞くと「人件費めちゃめちゃ掛かりませんか?」となるわけで、これに対しては「まあ商売的に見たら正直あまりよくないですけどね(笑)。まあこれもお客さんのためですから」と米岡さん。
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最後に、せっかくのタイヤ屋の社長なので、好きなタイヤメーカーを聞いてみた。
「世間の多くの人が推すように、私個人としてはやはりブリヂストンやミシュラン推しですかね。価格はやや張りますが、バランスのよさが気に入ってます。一方で会社的に話をするなら、トーヨータイヤとヨコハマタイヤがオススメです。どちらもコスパが非常にいいんですよね。タイヤは安い買い物ではない一方で消耗品なので、コスパも重要な要素です。ちなみに我々カーポートマルゼンでは、トーヨータイヤとの限定コラボ商品として、『プロクセス FD1』というタイヤを出しています。『FD』は『FUN(ファン)D(Drive)』の略で、いつも以上に安全に、よりドライブを楽しめるタイヤとして展開しています」
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このほかも、「LOXARNY(ロクサーニ=632)シリーズ」という、さまざまな車種に対応したオリジナルブランドのホイールなども展開しており、流行のデザインやサイズなどを取り入れた製品開発も行っているという。
クルマ大好き社長率いるカーポートマルゼン。クルマ業界を支えるであろう未来ある若者たちを全力でサポートするフォーミュラジムカーナ、そしてこの業界には欠かせない貴重な企業といえそうだ。
フォーミュラジムカーナに出展したカーポートマルゼンのオリジナルホイール「632シリーズ」画像はこちら