生半可なウデじゃ操れない超過激なスポーツモデル! オランダのドンカーブートがヤバすぎる1台を公開!! (1/2ページ)

この記事をまとめると

■ニア・セブンで知られるドンカーブートが新型モデル「P24RS」を世界初披露

■CFRPボディと780kgの軽量車体に最大600馬力を発生するV6ターボを搭載

■電子制御を最小限に抑えた硬派な設計で150台限定生産となる

独自の進化を遂げたニア・セブン

 オランダの地に新たな自動車メーカーとして、ドンカーブートが誕生したのは1978年のことだった。創業者のヨープ・ドンカーブートは、それ以前にもイギリスのケータハムからロータス・セブンを輸入することをビジネスとしていたが、ヨーロッパの自動車安全基準が強化されたことをきっかけに、独自のセブン・レプリカを開発することを決断。それがドンカーブート設立の直接の理由だった。

 少し大きなサイズのセブン・レプリカ。ドンカーブートがこれまでに生み出したモデルというと、まずイメージされるのはこのような言葉ではないだろうか。確かに1978年にデビューし、1984年まで生産が続けられた「S7」や、1980年にデビューし、それから2022年まで進化を続けた「D8」シリーズなどには、そのような印象があるかもしれない。

 だが、2022年にニューモデルの「P22」が発表されると、ドンカーブートは確実に新しい時代を迎える。そしてP22によってスポーツカー市場における独自性、また存在感をさらに強めたドンカーブートからは、それに続く新作も発表されるに至っている。先日パリで開催された「アルティメット・スーパーカー・ガレージ」が世界初披露の舞台として選ばれた、「P24RS」がそれだ。

 P24RSの生産は、前作のP22がそうであったように台数を限定して行われる。P22では75台だったその数字は、P24RSでは150台と倍増しているが、これはP22に対する評価や販売実績(もちろんそれは完売した)から決定されたものだろう。

 極端に長いノーズにコンパクトなキャビン、そしてエアロダイナミクスを最適化するためのさまざまなディテールは、P24RSのスタイルをきわめて過激なものにしているが、フロントタイヤの一部を露出させ、オープンホイール時代のイメージを演出するなど、趣味性を意識したフィニッシュが継承されているのもうれしい。このボディは軽量なCFRP製で、シャシーにも同素材が使用されるため、車重はわずかに780kgにすぎない。


この記事の画像ギャラリー

山崎元裕 YAMAZAKI MOTOHIRO

AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員 /WCOTY(世界カーオブザイヤー)選考委員/ボッシュ・CDR(クラッシュ・データー・リトリーバル)

愛車
フォルクスワーゲン・ポロ
趣味
突然思いついて出かける「乗り鉄」
好きな有名人
蛯原友里

新着情報