この記事をまとめると
■初心者マークのクルマへの幅寄せや無理な割り込みは違反行為となる
■もしも違反した場合は反則金6000円・違反点数1点となる
■初心者マークは免許取得1年以上でも付けることができる
初心者マークのついたクルマには広く優しい心で接しよう
新緑の眩しいこの季節。路上にも新緑=若葉マーク(初心運転者標識)を貼ったクルマを多く見かけるようになった。ご存じのとおり、この若葉マークあるいは初心者マークと呼ばれる初心者運転標識は、「免許を受けて1年未満の運転者の交通事故防止と保護」を目的としたもの。
初心者マークを付けたクルマたち画像はこちら
ベテランのドライバーの皆さんは、このマークを表示しているクルマを見かけたら、優しく、思いやりのある接し方を心がけなければならない。
これはマナーの点でももちろんだが、初心者ドライバーに対する以下の行為は法令違反(道路交通法第71条)になるので要注意。具体的には(危険回避などやむを得ない事情がない限り)、
・車間距離を保てない距離での接近 いわゆる幅寄せ
・安全な間隔がないのに割り込む(無理な割り込み)
などの行為が見つかると、「初心運転者等保護義務違反」で、違反点数1点、反則金6000円(普通車)の罰則が課せられる。
その他、多少発進にもたついたって、ウインカーを出すのが遅くたって、ペースが少々スローだったりしても、プレッシャーをかけたりするのはNG。ましてやクラクションを鳴らしたり、車間距離を詰めたりするのは、「警音器使用制限違反(道路交通法第54条)」や「車間距離不保持(道路交通法第26条)」になるのでもってのほか。
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どんな分野にもいえることだが、初心者には優しくするのが大人のマナー。公共の場などで見ず知らずの人の着物の着付けやマナーを、同意なく厳しく指摘・修正するいわゆる「着物警察」や、スポーツやアイドルの推し活でも古参ファンと新規ファンの対立が問題視されているが、どんな分野でも古参マウントは見苦しいし、文化が先細りするだけだ。
ある学者は、ひとりの「まっとうな学者」を育てるためには、五十人の「できれば学者になりたかった中途半端な知識人」が必要と語り、ひとりの玄人を育てるためには、その数十倍、数百倍の「半玄人」が要る。それが絶えたときに伝統も絶える、と文化の裾野の広さの重要性を指摘している。
少子化時代のいまだからこそ、ビギナーには寛大な心で接するようになりたいものだ。
余談だが、免許を取得して1年未満のドライバーは、初心者マークの表示義務があるが、運転免許取得後1年以上経過したドライバーが初心者マークを付けても問題ない。むしろペーパードライバーだった人が、ブランクを経てリアルドライバーとして路上に戻ってきた際は、積極的に初心者マークを活用することをおすすめしたい。
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ただし、運転免許取得後1年以上経過したドライバーが初心者マークを付けていたとしても、上掲の初心運転者等保護義務違反に相当する保護の対象にはならないことは覚えておこう。
※画像の一部に生成AIを使用しています