スポーティかつラグジュアリーを極めた! レンジローバースポーツに初のフルEVモデルが登場 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■レンジローバースポーツにフル電動モデル「エレクトリック」が登場

■高性能シャシーと高度な熱管理により走行性能と航続性能を両立

■過酷な環境での試験を重ね内燃機関モデルに匹敵する走りと快適性を追求する

内燃機関を凌駕するハイパフォーマンス

 ランドローバーがフル電動パワートレインを搭載した「レンジローバースポーツ エレクトリック」を発表した。パフォーマンスSUVという領域において、「スポーティング・ラグジュアリー」という新たなカテゴリーを切り拓く1台と位置づけられている。

 パワートレインの核となるのは、高強度アルミニウム製エンクロージャーに収められた118.5kWhのリチウムイオンバッテリーと、前後に配された2基の260kWモーターだ。システム全体では最高出力550PS、最大トルク850Nm(レンジローバースポーツ史上最大)を発生し、ダイナミックローンチモード作動時には0-60mph加速わずか4.3秒(0-100km加速4.45秒)を実現する。これはV8エンジン搭載モデル「P540」の0-60mph加速に匹敵するレベルだ。トルクの立ち上がり速度は、先に登場した「レンジローバー エレクトリック」と比較しても50%高速化しているという。

 車体骨格には柔軟性の高い「MLA-Flex」アーキテクチャを採用し、PHEVモデルと比較してボディ剛性を61%向上、重心も73mm低く設計した。足まわりには電子制御アクティブロールコントロール(eARC)やツインバルブダンパー、アダプティブダイナミクスを備えたダイナミックエアサスペンションを採用し、1秒間に500回・100ものパラメーターをモニタリングすることでコーナリングやブレーキング時のボディ姿勢を緻密に制御する。オールホイールステアリングも組み合わせ、狭いヘアピンカーブでも切り返し不要の俊敏な取りまわしを実現した。

 バッテリー熱管理には「ThermAssist(サームアシスト)」を採用し、WLTPモードで最大378マイル(約608km)、実走行値でも最大333マイル(約536km)の航続距離を確保。公共のDC急速充電を利用すれば、わずか10分の充電で最大136マイル(約220km)分の航続を追加でき、バッテリー残量10%から80%までの充電も約22分で完了する。空力特性を最適化したグリルとアロイホイールのデザインも、高速道路走行時の航続距離を最大10マイル(約16km)延長することに貢献しているという。


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