【検証】新型ロードスターは高くても遅くても楽しいのか? (3/3ページ)

価格設定は高め! RSは2リッターターボ車も買えるぐらいの価格帯

 もうひとつ、ルーフの開閉がもの凄くラクになったことは素晴らしい。開けるときはもちろんのこと、閉める時もレバーひとつでルーフがフワッと浮き上がるので、運転席に座ったまま片手で閉められる! オープンカーを持ってはいても、クローズドでしか乗らないボクもこれなら晴れている限りオープンで乗る!!

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ただ、風の巻き込み防止板が取り外し式なのはイマイチ。室内にほぼ収納がないから、クローズド時にシートの後ろ側へ荷物を置きたい。だが風の巻き込み防止板が邪魔するのだ。前後に倒れる方式なら便利なことこの上ない。ちなみにトランクも先代より狭くなっているから、先代ロードスターからの乗り替えを検討する際は要チェックだ。

 ただしネックは価格だ。3代目はモデルチェンジ時点で220万円〜という価格帯、RSは250万円だ。しかし新型は249.5万円〜、今回試乗したRSは319.7万円!! 1.5リッターでこの価格をどう見るか……。例えば2リッターターボのスバルWRX S4やミニ クーパーS、2LNAの86&BRZなどもロードスターRSと同じような価格に位置する。単純な速さから考えれば高い!! そう考えると、ロードスターは究極の趣味グルマになったのかもしれない。

  

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石田貴臣 ISHIDA TAKAOMI

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愛車
トヨタ・エスティマ(MCR30)
趣味
読書(ミステリーが主)、TVでのサッカー観戦(バルサ/PSG/アルゼンチン代表/UCL全般)、映画鑑賞
好きな有名人
リオネル・メッシ、アラン・プロスト、綾辻行人、有栖川有栖、田中 瞳

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