【試乗】発売間近と見られるトヨタ・ノア&ヴォクシープロトに乗った! (1/2ページ)

発売までカウントダウン! プロトタイプに試乗

 トヨタのスポーツコンバージョンモデル「G’s」第1弾は、ミニバンの「ノア/ヴォクシー」だった。スポット増しやブレースなどによるボディ補強や専用サスペンション&ホイール、空力アイテムなどの採用で、背の高いミニバンとは思えない走りを実現。その実力の高さはすぐに広がり、ノーマル+約60万と言うプライスながらも販売は好調だった。
しかし、ベースの「ノア/ヴォクシー」が2014年にフルモデルチェンジすると、G’sはラインナップから消えた。メーカーには「G’sはいつ登場するのか?」と問い合わせが数多く来たそうだ。
そして2016年の東京オートサロンに新型ノア/ヴォクシーベースの「G’sコンセプト」が参考出展。コンセプトと言いながらも、いつでも量産可能な仕上がりなのは一目瞭然であった。つまり、発売までカウントダウン中と言うわけだ。

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G’sなのでパワートレインはノーマルから変更はなく、シャシーや空力、内外装のアップデートなどが主となっている。ただ、シャシー系は従来モデルで実施されたG’s定番のチューニングである「スポット溶接追加」はゼロで、ブレースなどによる補強のみ。これは手を抜いたのではなく、先代G’sで培ったノウハウがノーマルモデルにもフィードバックされたことで、追加の必要がなかったそうだ。
床下には空気の力を有効活用し走行安定性を高める「空力アイテム」も各種採用。タイヤは18インチのポテンザRE050Aに専用アルミホイールの組み合わせとなっている。

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エクステリアは専用のエアロパーツによる差別化は先代同様だが、メッキやLEDを多用していた先代G’sから、よりアグレッシブなデザインに変更。恐らく、このデザインが今後の「G’s」のトレンドとなるはず。
インテリアはブラック+シルバーのステッチのコーディネイトで、スポーティさに加えて質の高さも追求。フロントには専用スポーツシートも奢られている。

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