個性的な外観に実用性の高い収納力を持つスズキ・クロスビーの内外装を徹底チェック (1/3ページ)

コンパクトで力強いSUVスタイルを実現したエクステリア

 クロスビーはスズキが投入する新ジャンルのコンパクトSUV。普通車のワゴン並の室内空間の広さと180mmの最低地上高によるラフロードの走破性の高さにより、街乗りからアウトドアレジャーやスポーツまで、オールラウンドで優れたユーティリティを発揮する。

 エクステリアでは、全体的に丸みを帯びたシルエットが特徴で、力強くスポーティでありながら、どこか親近感を覚えるデザインだ。高い車高に合わせたマットカラーのオーバーフェンダーやドアスプラッシュガードが、オフロードにも対応するSUVであることを強調している。

 その個性的なデザインを生かすため、ルーフを別色にした2トーンカラーのほか、イエローやオレンジなどのボディカラーも設定されている。ネーム全長が4mを切るコンパクトさにより取りまわし性は良好。前後のオーバーハング寸法を小さくすることで、最小回転半径を4.7mに収めるとともにアプローチ&デパーチャーアングルを確保。180mmという最低地上高と合わせて、ラフロードでの走破性を高めた。


ヘッドライトはLEDプロジェクター式のロー/ハイ切り替えタイプ。ウインカーはコーナー部に配置される(LEDポジションランプはLEDフォグランプとともにMZグレードに標準装備、MXにメーカーオプションとなる)。

 6色が設定される2トーン仕様では、ルーフはホワイトまたはブラックとなる。ブラックとグレーでは、ホワイトルーフにドアスプラッシュガードがオレンジまたはイエローとなる3トーン仕様も設定され、個性的なエクステリアを演出する。

 ホイールは全車に16インチのブラックカラーのアルミホイールが標準となる。最低地上高を確保するために大径ホイールとしているが、タイヤはオフロード用ではない、通常のラジアルが標準だ。


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