個性的な外観に実用性の高い収納力を持つスズキ・クロスビーの内外装を徹底チェック (2/3ページ)

コンパクトカーながら上質で見晴らしのいいコックピット

 エクステリアデザイン同様、インテリアも冒険心を刺激するデザイン。水平基調のダッシュボードの中央部にモニターを、その下にエアコンパネル、シフトレバーを配置した機能的なレイアウトだ。アイボリーカラーのパネルで上下を仕切ることにより、ドライバーは操作系に直感的にアプローチできる。各スイッチ類はわかりやすい配置で操作性もいい。道具のようなギア感がありながら、上質感との調和もしっかりと図られている。

 車高が高く設定されているものの、シートのヒップポイントも高いため、前方の見晴らしはいい。フロントピラーおよびドアガラスが立ったボディデザインが功を奏し、頭上付近の空間は広く感じる。後席も同様にヒップポイントが高いため、前席越しの前方視界、ドアガラスからの側方視界ともに良好だ。

 2WD(FF)と4WDが設定されるが、トランスミッションの変速比はどちらも同じ。マニュアルモード付きの6速ATでステアリングホイールの裏側にパドルシフトレバーを備えている。


常時発光式メーターは中央に大型の速度計、左側に回転計を備える。ハイブリッドの作動状態を示すエネルギーフローインジケーターや燃費情報、安全装備類の作動状況を示すマルチインフォメーションメーターは右側に配置。安全装備作動時には通常時はホワイトの画面がレッドに変わって注意喚起してくれる。

 ヘッドライトの形状をモチーフにしたダッシュボードのレジスター。開閉はワンタッチで、ドリンクホルダー使用時には冷温風を当てることもできる。


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