エントリーは490万円から! 世界中が大注目の新型トヨタGRスープラがついに日本発売 (3/3ページ)

サポカーSワイドに対応するなど安全性にも抜かりはなし

 室内にもこだわりを見せる。ハイスピード時の見晴らし性や、車両の姿勢変化の掴みやすさを考慮した上下に薄く水平に軸の通ったインストルメントパネルの基本形状などに配慮。ドライバーの正面に集中配置されたスポーツドライブに必要な視認、操作系のエレメントをタイトに包括してドアトリム、コンソールのニーパッドまでつなげることで、ドライバーをコンパクトに包み込む新しいコックピット様式を採用した。

新型スープラ

 メーターまわりにはタコメーターやシフトインジケーターなどスポーツ走行に必要な情報をセンターに集約し、小径のステアリング越しに自然にフォーカスできるよう工夫されたレイアウトで、8.8インチの高精細カラーモニターを用いている。また、腰部を中心に身体を保持するホールド性にこだわったハイバック構成のシートなどは、室内デザイナーの実体験に基づいたサーキット由来のこだわり形状だ。新型スープラ

 安全性能にも抜かりはない。新型スープラは「セーフティ・サポートカーS(ワイド)」を取得している。昼間の歩行者に加えて自転車の運転者を検知して衝突回避支援・被害低減を図る「プリクラッシュセーフティ」をはじめ、隣車線の死角を走る車両を検知する「ブラインドスポットモニター」、前方車両の追従走行を支援する「レーダークルーズコントロール」、車線を逸脱しそうな際にステアリング操作をアシストする「レーンディパーチャーアラート」を全車に標準装備した。

 また、スープラ専用のコネクテッドサービス「Toyota Supra Connect」を提供するため、車載通信機DCMを全車に標準搭載した。専用のスマホアプリなどから車両の遠隔操作、確認ができる「リモートサービス」に加え、バッテリーの電圧低下を自動的にメールで知らせる「バッテリーガード」、運転中に端末に触れることなくiPhoneを操作できるApple CarPlayに対応する。新型スープラ

 さらに、新たなクルマの楽しみ方を提案する「TOYOYA GAZOO Racing Recorder」を5月末にリリース予定だ。ガズーレーシングの技術をフィードバックした車両情報記録装置で、アクセルやブレーキ、ステアリング、シフトポジションなどのドライバーの操作情報、車速、エンジン回転数、加速度など各種センサーの値や車両の位置と方位情報をSDカードへ記録するデータロガーとしての役割を果たす。

 SDカードへ記録した情報は専用アプリ「GAZOO Racing Data Viewer」で表示できる。最大ふたつの動画を表示でき、別売りのソニー製アクションカム(FDR-X3000/X3000R)の動画であれば、記録した情報と自動で時間同期し、再生することが可能。また、米・マイクロソフトが提供する地図サービス「Microsoft Bing Maps」上に走行軌跡を表示、再生することもできる。

 カラーバリエーションはボディ表面の質感や陰影にもこだわり、造形の持つ迫力を一層強調した色を採用。ボディカラーにはスポーティで鮮やかなライトニングイエローや、造形の持つ力強さを引き立たせるRZ専用の新色マットストームグレーメタリック(ともに有料色)を含む全8色から選択できる。新型スープラ

 インテリアはスポーティで上質な赤色でドライバーを囲い、新しいコクピット様式を強調するイグニッションレッドと素材のコントラストで引き締まった空間を演出するブラックの2色を設定した。新型スープラ

 なお、2019年度生産分の24台限定となるマットストームグレーメタリックのRZ商談申し込みを6月14日(金)までの約1カ月間、ウェブ限定で受け付ける。商談順は抽選によって決まり、結果は6月22日(土)〜23日(日)にスープラが参戦する第47回ニュルブルクリンク24時間耐久レースの決勝当日に発表する。新型スープラ


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