藤トモの東京ー長野の弾丸ドライブ旅【後編】 スポーティな走りも楽しめるオールシーズンタイヤに心酔 (2/2ページ)

雪があるかもしれない……高い標高の山へも気にせず登れる安心感

 翌朝は大自然に囲まれた地、安曇野(あずみの)へ。外気温は6℃。天候が読めない冷え込む朝も、オールシーズンタイヤのBluEarth-4Sを履いていれば、安心して朝のスタートを切ることができます。のどかな田園風景と清らかな水が流れる小川を横目に訪れたのは大王わさび農場。その名のとおり、わさびの栽培が行われている農場は、地形によって流れが変わる川の水をわさび田に行き渡らせる工夫が窺えます。地面に刻まれた溝はまるでタイヤのトレッドパターンみたい。機能性が考え抜かれた溝の形に思わず興味をそそられてしまったりして。

 アルプスの麓にやってきたので、SNSで発見した北アルプス牧場直売店を訪れて、絞りたてのミルクで作ったソフトクリームをペロリ。軽くてふわりとした食感とミルキーな味が口いっぱいに拡がる感覚が堪りません! 周囲の田舎道では、ところどころアスファルトがつぎはぎになっている荒れた路面があったり、線路を横断したりと、路面から衝撃を受けるはずの場面もありましたが、そうした場所でのタイヤのタッチはマイルドで、快適に過ごせるあたりは好感触です。

 そこから1時間ほど南下した国道19号線は旧中山道にあたる谷を辿る道のりで、関所が置かれた贄川(にえかわ)宿といった宿場町が点在。今なお古い木造家屋が1kmに渡って、昔ながらの姿を残す奈良井宿は、難所とされた鳥居峠を乗り越える手前にある木曽路最大の宿場町として栄えた場所なのだとか。駅前にクルマを停めて、神社に続く通りを散策すると、湧き水の水場や漆器や竹細工を扱う土産物屋、民宿が軒を連ねていました。

 長野の湖といえば諏訪湖がありますが、その湖畔ではなんと温泉が湧き出すということで、諏訪湖を眺めながら浸かる足湯や間欠泉がありました。長野の旅は実にバリエーションに富んでいて、じっくり巡ると場面転換があったりして、冒険し甲斐があるものです。BluEarth-4Sは平坦な一般道を走るときは直進安定性も得られるし、背が高めのコンパクトSUVでもフラつかないから疲れにくい。街中もスイスイ走れることが安心感を与えてくれます。

 諏訪湖の裏手には、湖に浮かんで見えたことから「諏訪の浮城」の異名をもつ高島城が。秀吉の家臣が設計した城は270年間に渡って諏訪氏の居城とされたもので、廃藩置県を機に天守閣を撤去。昭和45年に復刻していまの姿があるそう。春は桜の名所となるとか。

 諏訪湖から県道40号の急坂を一気に駆け上がっていくと、そこには霧ヶ峰や車山高原のスキー場エリアが。それらを繋ぐ長野屈指のワインディングロードがかの有名な「ビーナスライン」。高台を辿る道は、車窓から雪化粧をした雄大な山並みを望むことができます。

 ただし、標高は1700mとあって、気温は低く、車載のディスプレイには外気温3℃の警告灯が点灯。冷えた路面でタイトなコーナーと緩いカーブが組み合わされたワインディング路。多くはアスファルトの路面だけれど、気がつくと、リズミカルに走ることに夢中にさせられてしまっています。クルマと一体になって走れる気持ち良さを与えてくれるBluEarth-4S。雪道を走れるタイヤとはいえ、アスファルトの上を走るときでも、クルマそのものの走る楽しさを諦めなくていいということを改めて実感させられたのでした。

 最後は軽井沢に出向くことに。別荘地らしく、洒落たカフェや地の食材を活かしたレストランが軒を連ねる軽井沢銀座をブラり。昼食を摂った後は、白糸の滝を眺めて帰ることに。気温は4℃で、雪雲がみぞれを降らせてきた。こんな時、もしサマータイヤでやって来たとしたら、雪が少しでも路面に積もれば、身動きが取れなくなってしまう。そのあたりはオールシーズンタイヤのBluEarth-4Sを履いていたから慌てずに済むし、心の支えになってくれていることに気が付かされます。

 雪や氷の上を走る場面が多い場合は、それらの性能に特化したスタッドレスタイヤの出番ですが、1年のうちの9割はアスファルトの上を走り、もしもの降雪に備えておきたいというケースであれば、むしろドライ路面や雨のブレーキ性能に強いオールシーズンタイヤのほうがしっくりくる。アスファルトの上での走りを損なうことなく、気持ちよくクルマとの対話を満喫できるあたりは、走る楽しさと安心して走れる性能を確保するといった、相反する要素を叶えてみせるBluEarthの名に相応しいタイヤだと感じさせられた次第。

 このタイヤを履いていれば、季節の変わり目でタイヤを交換する煩わしさから解放されるし、外したタイヤを保管するスペースも必要ない。また、アスファルトから雪道までを守備範囲するオールシーズンタイヤは、各社が日本市場に導入し始めていますが、そのキャラクターはさまざま。そうした中で、今回試したBluEarth-4Sは「アスファルトの上で走る楽しさや雨天時のブレーキ性能は譲れない。でも、突然の降雪でも、さっと動き出せる身軽さが欲しい」と思っている人にオススメしたいタイヤ。

 まさに、時間を無駄にせず、自由気ままに行動したいという、私のようなドライバーにピッタリのタイヤなのです。

装着タイヤ:YOKOHAMA BluEarth-4S AW21(ブルーアース・フォーエス・エーダブリュー・ニーイチ)
サイズラインアップ:175/65R14〜225/55R19(全19サイズ)
試乗車:FIAT 500X Cross
装着サイズ:215/55R17(前後)

【詳しくはこちら】
問い合わせ:横浜ゴム株式会社 0120・667・520(受付時間 平日:9:00~17:00)
https://www.y-yokohama.com/product/tire/bluearth_4s_aw21/


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