中身はいいのに不人気ってじつは最高の選択! 安さと個性が魅力の2000年代の中古国産車5選 (2/2ページ)

ハンドリングや乗り心地も良いのにリーズナブルなのが魅力!

3)ホンダ・エディックス
(2004年から2009年、中古車価格10万円から)

 エディックスは当時のシビックをベースに全幅を拡大し、3人掛け×2列の6人乗りとしたミニバンである。エディックスは前後の中央席も独立しており、ちゃんとシートベルトも着用できる。

 そのため、乗車人数によっては乗車位置に悩むということもあるのだが、反面親子三人が並んで安全に移動できるといった普通のミニバンには出来ない芸当も可能だ。さらに全高に対する全幅が広いため、ミニバンにしては異様にコーリング性能も高く、クルマ好きに一目置かれる可能性は高い。

4)マツダCX-7
(2007年から2012年、中古車価格40万円から)

 CX-7は2代目モデルまでのトヨタ・ハリアーが直接的なライバルとなるラグジュアリーSUVだ。

 ブランドイメージがハリアーに及ばなかったのが最大の理由で、日本では成功しなかったが、それ以外はパワフルな2.3リッターターボを搭載し、マツダ車らしくハンドリングと乗り心地のバランスも良好、価格もリーズナブルと今になると「成功しなかったのが不思議なくらい」のいわゆる、いいクルマだった。そのため中古車価格と満足度のバランスは非常に高い。

5)トヨタ・ソアラ
(4代目モデル、2001年から2005年、中古車価格50万円から)

 日本専用だった初代と2代目、アメリカにも目を向けた3代目というラグジュアリークーペという道を歩んだソアラは、4代目モデルでさらに贅沢なメタルトップのオープンカーとなった。

 4代目ソアラは個々の部分というより内外装に代表される全体的に優雅な雰囲気が魅力で、こんなクルマが今50万円から買えるというのは4.3リッターエンジンによる維持費などは高いにせよ、はじめから100万円位の予算を用意して一度自分のモノにすれば相当の思い出になるに違いない。


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