GRヤリスのラインアップを公開! 手軽なCVT車や競技ベース車など3グレード展開に

6月30日まで受付中の特別仕様車はモリゾウのサイン入り

 トヨタ自動車は、6月30日(火)まで行っている先行予約が好調なホットハッチ「GRヤリス」の、日本における全ラインアップを発表した。すでに発表されているRZに加え、手軽に走りを楽しめるRS、競技ベース車のRCを設定し、2020年9月ごろより発売される。

 GRヤリスはWRCに参戦するTOYOTA GAZOO Racing WRT(World Rally Team)から学んだ「WRCで競争力あるクルマづくり)や社外ドライバーによる開発初期からの評価などによって、世界のあらゆる道を思い通りに操り走れるクルマに仕立てられている。

 用意される3モデルのひとつ目、RZは卓越した走行安定性と圧倒的な加速、気持ちよいエンジンの吹き上がりを楽しめる高出力モデルだ。272馬力を発揮する新開発の1.6リッター直3ターボエンジンに、前後駆動力可変システムを採用したスポーツ4WD「GR-FOUR」を搭載している。トランスミッションは6速マニュアル“iMT”となる。

 また、より高性能なモデル“High Performance”にはBBS製鍛造アルミホイール&ミシュラン・パイロットスポーツ4S、前後トルセンLSDが組み合わされる。

 ふたつ目は、GRの研ぎ澄まされた走りを気軽に楽しむことができるモデルのRSだ。1.5リッター直3ダイナミックフォースエンジンに、発進用ギヤを追加したダイレクトシフトCVT(10速シーケンシャルシフトマチック+パドルシフト)を採用している。

 そして、3つ目は競技ベースモデルのRC。RZをベースとしながら、ディスプレイオーディオなど走りに必要なもの以外を極力排除した、硬派な1台だ。

 なお、現在先行予約中の特別仕様車“First Edition”は、RZならびにRZ High Performanceをベースに仕立てている。マットブラック塗装仕様のほか、マーブル柄カーボンルーフ、エモーショナルカラー・プレミアムスポーツシートをメーカーオプションとして設定した。加えてモリゾウのサインが入ったウインドウシールドガラスが特別装備される。この特別仕様車は、6月30日(火)までの受付期間となっている。


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