誰もマネ「しない」のか「できないのか」? 個性強めで「若干レア」なクルマ5選 (1/2ページ)

アウトドア派や都市型のクルマにも個性的なモデルが存在

 売れてるクルマも気になるけど、ご近所さんやお友達とカブる可能性が高いのはちょっとね、と思っている皆さん。売れてるクルマが必ずしも自分を満足させてくれるとは限らないですよね。似たようなクルマがたくさんあったり、個性が感じられないクルマでは物足りないな、と思う皆さんには、よくよく探せばライバル不在の、レアだけど実力十分なクルマをご紹介したいと思います。

1)三菱デリカD:5

 まずその筆頭とも言えるのが、三菱デリカD:5。両側スライドドアを持つ3列7人/8人乗りなので、ミニバンに分類されることが多いのですが、乗ってみればその走破性たるやそこらへんのSUVより頼もしく、超過酷なコースで有名なダカールラリー(旧パリダカ)では、サポートカーとして競技車に同行できるほどなんです。

 最低地上高は185mmあり、障害物を乗り越えるための角度も前後ともしっかり確保されているので、けっこう深い雪道だって安心です。クリーンディーゼルで燃費もよく、家族でアウトドアが趣味、という人にはとくに最高の相棒になってくれると思います。

2)スバル・レヴォーグ

 次は、この秋にフルモデルチェンジが予定されている、スバル・レヴォーグ。日本の道を考え尽くして作ったというだけあって、大きすぎないボディサイズに、超パワフルで爽快な走りが自慢です。レガシィをはじめ、走りのよいツーリングワゴンはどんどんボディサイズが大きくなってしまって、自宅の駐車場に入れにくいとか、狭い道が不安とか、乗る環境に大きすぎるクルマが合わない人にはピッタリです。

 次期モデルは8月20日から先行受注がスタートするようで、スペックなどの詳細はまだ明らかにされていませんが、最新世代のスバルエンジンが搭載され、先進運転支援技術のアイサイトも、カメラだけでなく4つのレーダーを使うものになるという情報が。これはかなり運転支援や安全性の進化も期待できそうです。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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