人気車に乗りたい! でも人と被るのは嫌! そんな人が選ぶべき「定番車」5台と個性を主張する方法 (2/2ページ)

街で多く見かける軽自動車にもレアなボディカラーが用意される

 街に溢れすぎているクルマと言えば、それはもうホンダN-BOXをおいてほかにない。なにしろ日本でもっとも売れているクルマなのである。が、そんなN-BOXでも、大穴的、いや、めったにすれ違わないボディカラーがある。それはプレミアムアイボリー・パールII&ブラウン2トーン。軽自動車らしからぬ存在感、上質感を醸し出し、20万円は高いクルマに見えるほど。大人もっとも似合う、N-BOXのボディカラーだと思うのだが……。意外に選ばれないカラーのようだ。リモコンキーまで同色になり、カッコいいぜ。

 軽自動車と言えば、ダイハツ・タフトも注目の1台。これから街に、アウトドアフィールドでよく見かけるようになるはずで、メインカラーかつ、もっとも似合う、メッキパックのオプションを付けたアースカラーのフォレストカーキメタリック、レイクブルーメタリックを選びたくなるのは当然だろう。

 が、ここはサンドベージュメタリックとして、純正アクセサリーのアナザースタイルパッケージを注文するのはどうか。ホワイトのドアミラー、ドアアウターハンドル、ホワイト塗装のスチールホイール、ウッド調サイドストライプ、フューエルリッドデカールなどとともに、決め打ちはホワイトのルーフキャリアである。

 まるで往年のミニカントリーマンのような渋くセンスのいいアウトドアテイスト200%のクルマに仕上がるはず。インテリアのレジスターパネルもホワイトに変更すれば、なおスタイリッシュ。めったりすれ違わないタフトになること間違いなし。まぁ、そんなこんなをやっていると、すぐに10万円オーバーの出費にはなるんですけどね。

 同じ手法は、これまたダイハツのムーブキャンバスでも使える。ウッド調のストライプ各種とルーフキャリア(クラシックタイプ)を装着すれば、アウトドアテイスト満点の個性派ミニVWバス感イメージが完成する。

 ちなみに、これまた街に溢れまくっているトヨタ・プリウスの場合、PHVを選べば、リヤスタイリング、インテリアの縦型ディスプレーなど、標準型プリウスとは一線を画す個性、デザイン、装備、そしてEV走行距離の長さまで手に入る。


青山尚暉 AOYAMA NAOKI

2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
フォルクスワーゲン・ゴルフヴァリアント
趣味
スニーカー、バッグ、帽子の蒐集、車内の計測
好きな有名人
Yuming

新着情報