ホンキで売る気あったのか? 名車で迷車な「衝撃コンセプト」の国産車5台 (2/2ページ)

海外から見ても驚きのユニークな超個性派モデルも!

4)ホンダ・バモスホンダ

 ホンダはユニークなクルマがたくさんあるので、いちいち紹介する余裕はないが、その筆頭格であり、今後、法規的にも絶対登場しないのがこちらだ。

 1970年にTN360、つまり軽トラをベースに登場した今でいうレジャービークルで、サイドもリヤもパネルなしのむき出しで、幌を立てると雨風がしのげたし、ドアはただのバー、つまり棒だった。

5)いすゞフローリアン

 1967年に登場して、1983年まで作られていたのがいすゞのフローリアンだ。ベースは117クーペで、実用的なミドルセダンという位置づけだった。ちなみにモーターショーでは117サルーンとして登場している。ライバルはコロナやブルーバードだったが、ユニークというか超個性的なデザインゆえ、不振だったのは事実。

 ただし、デザインはカロッツェリア・ギアという意欲作で、今見るとけっこうかっこいい感じではある。ちなみに後継車は、これまた個性的なアスカとなる。

番外 日産キューブ

 今はなくなってしまった、日産のコンパクトカー、キューブは外国から見ると超個性的とよく言われる。2代目と3代目は似たようなデザインだが、このリヤまわりのデザインは非対称となっている。

 これは自動車のデザイン文法からすると異例なことで、海外では衝撃的ですらあったらしい。ちなみに向かって左側にガラスが回り込んでいるが、左ハンドルの海外仕様は逆になっている。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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愛車
フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

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