燃料タンクを小型化! 窓をアクリル! いくらなんでも「ここまでやるか」の「軽量化」に挑んだ国産車3選 (2/2ページ)

マークX G’sのカーボンルーフ仕様が100台限定で登場

3)トヨタ・マークX G’s

 トヨタのミドルクラスセダンとしてマークII時代から長きにわたって一時代を気付いたマークX。そんなマークXにはG’sと呼ばれるスポーツコンバージョンモデルが存在していた。そんなG’sをベースに軽量なカーボンルーフを装着した特別仕様車が100台限定でリリースされていたのだ。

 軽量化の数字としては10kgであったが、重心の高い位置にあるルーフの軽量化は数値以上に運動性能に影響を与えるため、その効果は絶大。ただ、当時のマークX G’sはパワートレインには手が加えられておらず、ベース車と同等だったためその恩恵を受けたユーザーがどのくらいいたのかは謎だ。

 なお、このカーボンルーフはのちに登場する6速MT化されたGRMNにも採用されており、面目躍如といったところだろうか。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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