購入・維持・売却までを徹底比較! 同額の「軽自動車」と「普通車コンパクトカー」はドッチがお得? (2/2ページ)

■費用関係

購入時の費用

 フロアマット、カーナビ、ETCという最低限に近いディーラーオプションを付けて、フィット:約186万円、N-BOX:約183万円と、自動車税と軽自動車税の違いなどにより、やはりN-BOXは約3万円安い。

自動車税、軽自動車税(1年目は購入時に支払うため、4年分)

 フィットの自動車税は1年3万500円なので4年で12万2000円、N-BOXの軽自動車税は1年1万800円なので4年で4万3200円と、軽自動車税の安さは絶大だ。

ガソリン代

 実用燃費はそれほど変わらないため、ガソリン代もさほど変わらないだろう。

タイヤ代

 5年5万kmのスパンだとタイヤ交換1回が必要になると考えると、それなりにいいものに交換すると185/60R15を履くフィットが6万円程度、155/65R14を履くN-BOXは4万5000円程度かかる。

車検代

 5年乗る場合、新車から3年後に初回車検の継続が必要だ。あるホンダディーラーを例にすると点検料などは約4万5000円と変わらないが、法定費用となる24ヶ月分の自賠責と重量税の合計はフィット:約4万5000円、N-BOX:約2万5000円と、車検でも約2万円の差が付く。

 ここまでの新車から5年5万km乗るためにかかる費用の小計はフィット:約213万円、N-BOX:198万円と、やはりフィットはN-BOXより約15万円高い。

リセールバリュー

 5年後のリセールバリューをホンダの残価設定ローンの最終回の支払額を参考にすると、フィット:約47万円、N-BOX:約55万円と、N-BOXは軽スーパーハイトワゴンというジャンルとN-BOX自体による人気の二乗や維持費の安さにより、リセールバリューも高い。

■収支決算

 5年5万kmのスパンでリセールバリューまで含めると、同じ車両価格ならN-BOXのほうがフィットより約23万円安く済む計算になり、よく言われる「軽自動車はコンパクトカーより、年間4万円から5万円安く済む」という範囲に落ち着いた。

■まとめ

 出費だけで見れば、車両価格が同じ軽自動車とコンパクトカーは軽自動車のほうが安く済むのは事実だ。しかし、使い方によっては前述したようにコンパクトカーのアドバンテージは大きく、ザックリとした考え方として「1台で済ませるというならコンパクトカー、セカンドカー的に使うなら軽自動車」というのがいいと思う。また、軽自動車のリセールバリューの高さを逆手に見ると、中古車で買うならリセールバリューにより中古車価格が安いコンパクトカーにするという手もある。

 いずれにしても軽自動車とコンパクトカーで迷った際には出費だけでなく、使い方も含めて自分に合ったほうを選んで欲しい。


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