二度見どころか三度見必至! クルマ好きじゃなくても目を奪われる強烈デザインのクルマ5選+α (2/2ページ)

超レア車の放つオーラはやっぱり特別だ

3)オーテック ザガートステルビオ

 かの櫻井眞一郎さんが設立したオーテックの初期にあたる、1989年に発売されたのがこちら。ベースは2代目レパードで、ボディのデザインはイタリアのカロッツェリア、ザガートに依頼したもの。

 ひと目見て、その奇抜さには度肝を抜かれる。なかでもボディ内蔵のフェンダーミラーは話題になった。イベントではたまに見かけるが、新車価格はなんと1870万円。当然あまり売れず、今や超希少車だ。

4)マツダ コスモスポーツ

 旧車というだけで、今のクルマにはないデザインに心惹かれるものだ。あげたらきりがないところもあるが、当時から別格のユニークさで話題になったのがコスモスポーツだろう。『帰ってきたウルトラマン』に登場するなど、当時からそのデザインは未来的だった。

 デザインを担当した小林平治さん自体がユニークな人物で、雨の日は会社にいかなかったり、天才的なスケッチを描いたりしていただけに、コスモスポーツのデザインもさもありなんだ。ちなみにR360クーペなどだけでなく、マツダを辞めたあとトヨタ2000GTにも関わっている。また、小林さんは関係ないが、ユーノスコスモも相当ユニークだ。

5)スズキ X-90

 1995年に登場したのがこちらで、SUVながら2シーター。しかもTバールーフを採用していただけに、デザインの自由度も高かったのか、UFOみたいなデザインはかなり目立った。

 日本ではたまに見かける程度だったが、アメリカの西海岸やハワイなどでよく走っていた。いわゆるビーチカー的な存在だったのだろう。

番外編)

 かっこ悪いけど、かっこいいというのはあると思う。たとえばいすゞのフローリアンや三菱のデボネアなどはそうだろう。

 さらに古いところではチェリークーペのなにかを背負っている感じは唯一無二だ。また怖くて目を引くのはマツダのサバンナGTや日産の6代目ブルーバード、通称サメブルあたりだろう。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

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