20代夫婦の新車選びは「価格」「燃費」「使いやすい」が重要! 300万円以下で後悔しないクルマ5選 (2/2ページ)

300万円以下で人気車種選び放題!

3)スズキ・ソリオ

 3台目は、スライドドアがついているクルマが欲しいと思っているなら、コンパクトサイズで使い勝手が最高に優秀なスズキ・ソリオ。こちらもマイルドハイブリッドといって、発電機付きのバッテリーが搭載されているので、発進時の加速など負荷が高い場面で電気がアシストし、なめらかな走りと低燃費を叶えてくれるのが魅力的。

 室内はサッと引き出して使えるロールサンシェードがあったり、折り畳み式のテーブルまでついているので、ご主人を迎えに行ってちょっと待つ間に後席でゆったりくつろぐこともできるし、もちろん子供ができたら着替えに授乳にと大活躍します。自転車も余裕で積めるから、休日に遠出してサイクリングなんてのも楽しそうですね。

 価格は「HYBRID MX」が185万円台から。外観やインテリアが豪華になったソリオバンディットもあり、そちらは200万円台となっています。

4)日産キックス

 4台目は、100%モーターで走る新次元のコンパクトSUVで、後席やラゲッジの使い勝手にも優れているのでファミリーカーとしても使える、日産キックス。1.2リッターの小型エンジンを「発電専用」として搭載している「e-POWER」と呼ばれるシステムで、充電する手間は不要。今までのようにガソリンスタンドでサッと給油するだけで、走りながら勝手に発電して電気のチカラで走ることができるクルマです。

 モーター走行は瞬時の加速が大きな魅力。運転に不慣れで高速道路の合流や追い越しが苦手、という人もキックスに乗るとスムースにできると好評。また、うるさい音が一切しない「EVモード」なら、深夜に帰宅してもご近所に迷惑がかからないなど、いろんな新しさが手に入ります。

 価格は「X」が275万円台からですが、おすすめはインテリアが鮮やかなレザーでコーディネートされる「X ツートーンインテリアエディション」の286万円台。ドアを開けた時に毎回、うっとりした気分になれます。

5)スバルXV

 5台目は、アウトドアレジャーが趣味のご夫婦など、4WDにこだわりたい人におすすめのスバルXV。最低地上高が200mmも確保されていることや、スバル独自のシンメトリカルAWDというシステムで、オフロードや雪道での頼もしさはもちろん、普段の一般道でも安心感が高まり、高速道路も快適に走れます。

 ハンドル・アクセル・ブレーキの制御をしてくれる全車速追従機能付きACCの「アイサイト」も標準装備なので、運転が不慣れな人からロングドライブが多い人まで、安心して走れるのが魅力です。また、大容量のラゲッジは車中泊もできる広さ。使いみちが広がりますね。

 こちらもモーターが搭載されたマイルドハイブリッドがあり、価格は「2.0e-L EyeSight」が265万円台から。フル装備の「Advance」も292万円台となっています。

 というわけで、20代夫婦におすすめの300万円以下で買える新車は、運転しやすく実用性の高いコンパクトカーが中心となりましたが、はからずも全車が電動化車両ということになりました。2030年にはガソリン車の販売を禁止するという動きも出ていますので、今から買って長く乗るなら、電動化はマストかもしれないですね。ひとりでもふたりでも、家族が増えても満足度の高いクルマたちですので、ぜひお気に入りの1台を見つけてくださいね。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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