伝説の「432R」感のあるカスタム車まで登場! フェアレディZと隠れ家キャラバンの日産ブースは必見【東京オートサロン2022】 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■東京オートサロン2022の日産ブースの見所を紹介する

■ついに日本仕様の新型フェアレディZを公開、特別仕様車「Proto Spec」も用意

キャラバンやノートのカスタムモデルやスーパーGT参戦の新型GT500車両などを展示

新型フェアレディZ日本仕様には特別仕様車も用意

 2019年にはGT-Rの大坂なおみ選手アンバサダー就任記念モデル、2020年にはスカイライン400Rのコンセプトモデルなど、これまでも日産は東京オートサロンで数々のモデルを公開してきた。しかし、今回の「東京オートサロン2022」は、日産にとってこれまで以上に気合が入っていたイベントだったかもしれない。ひときわ広い日産ブースの3分の1ほどのスペースにステージを設け、そこで新型フェアレディZの日本仕様モデルのアンベイルイベントが開催されたからだ。

 公開されたフェアレディZのうちで、もっとも注目すべきはやはりイカズチイエローとスーパーブラックのツートーンのボディカラーのエクステリアを纏った特別仕様車「Proto Spec」だろう。

 これは、一昨年に公開された「フェアレディZ」プロトタイプから着想を得たモデルで、チタニウムゴールドのレイズ製19インチアルミ鍛造ホイールやイエローに塗られた4輪アルミキャリパー対抗ピストンブレーキなどを装備している。

 インテリアも特別で、イエローをキーカラーにした本革・スエード調ファブリックコンビシートを中心に、専用カラーステッチの施されたインストパネルやドアトリムクロス、MTシフトノブブーツ、ニーパッドなどを装備する。

 そしてもう1台、見逃せないのが参考出品の「カスタマイズドプロト」だ。オレンジのボディカラーを基調に、エンジンフード、ルーフ、テールなどをブラックに塗り分けたカラーリングは、伝説のフェアレディZである432Rを彷彿とさせる。

 さらに、パワフルなイメージを演出するオーバーフェンダーとホワイトレタータイヤがセットされたアルミホイール、大型リヤスポイラーなどの専用装備によって雰囲気も満点だ。

 これらモデルのお披露目イベントでは、KONDO RACING TEAM監督の近藤真彦さんとフェアレディZファンの代表として日産自動車CEOの内田誠社長も登壇。その後に行われたフェアレディZトークイベントでは、チーフプロダクトスペシャリストの田村宏志さんと日産レーシングドライバーの松田次夫選手も登場。

 それぞれがフェアレディZに対する熱い想いを語ってくれた。


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